Project/Area Number |
62420004
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
核・宇宙線・素粒子
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大橋 陽三 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (80022599)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 崇 近畿大学, 理工学総合研究所, 教授 (10013426)
三井 清美 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (80013340)
岡田 淳 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (90013341)
村木 綏 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (70013430)
小早川 恵三 神戸大学, 教養部, 教授 (00031287)
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Project Period (FY) |
1987 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥21,100,000 (Direct Cost: ¥21,100,000)
Fiscal Year 1989: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1988: ¥10,800,000 (Direct Cost: ¥10,800,000)
Fiscal Year 1987: ¥9,500,000 (Direct Cost: ¥9,500,000)
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Keywords | 大型光電子増倍管 / 深海技術 / 生物発光 / 水チェレンコフ / 宇宙線ミューオン / 深海 / 超高エネルギーミューオン |
Research Abstract |
1.大型光電子増倍管の特性;DUMAND計画ではチェレンコフ光の検出に大型の光電子増倍管(PMT)を使用する。海水中でのミュ-オンの信号を精度良くとらえるには、PMTは良好な特性を備えていなければならない。特に、時間分解能及び波高分解能が観測装置の性能を左右する。そこで、光電面の形を変えて時間特性の向上を図り、又ダイノ-ドの構造を最適化することにより波高特性の向上を試みている。他方、網状のシ-ルド材を使用することにより、透明度を損うことなく地磁気の影響を避けうる見通しがついている。 2.DUMAND観測装置のシミュレ-ション;DUMANDIIでは15吋口径のPMTを216ケ使用した観測装置を建設する。10m間隔で24個のPMTを取付けた9本の策を使い、中心とその周りに40m間隔で八角形状に配置した構造である。PMTの各種の特性及び深海中でのバックグラウンドの光量を考慮して、モンテ・カルロによるシミュレ-ションを行った。観測装置の有効面積と角度分解能は信号になるミュ-オンのエネルギ-及び到来方向によって異なるが、ニュ-トリノ望遠鏡として十分有効な感度を持つことが示された。 3.深海に於けるバックグラウンド光の測定;深海中でのバックグラウンド光の性質をより良く知るために、イメ-ジインテンシファイヤ-+CCDカメラ+ビデオレコ-ダを備えた観測装置を使った測定を行った。測定は太平洋側の日本近海で行われ、3000m、2000m、1000m、700mにおけるデ-タが記録された。1000m及び700mではイメ-ジインテンシファイヤ-の感度を変えた測定が行われた。記録されたイメ-ジは鮮明で、発光生物の正体の解明や沈降粒子の輸送量に関して新たなデ-タを堤供出来るものと考えている。
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