顕微鏡画像の三次元構築法の改良とその消化器発生学への応用
Project/Area Number |
62480267
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
大川 治夫 筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (30009667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
越智 五平 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (20185614)
仁科 孝子 帝京大学, 医学部第二外科, 助教授 (50172672)
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Project Period (FY) |
1987 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | 三次元立体構築法 / 顕微鏡画像 / 発生学 / ブタ胎児 / 直腸肛門奇形 / 膵胆管合流部 / 顕微画像 / 膵胆管合流異常 |
Research Abstract |
62年度においては、3次元立体構築システムの改良点として、顕微鏡画像の認識、取込み部分の改良及び各種臓器別像統合化能力の向力を達成した。この装置を用いて、胎生5〜22週のヒト胎児連続切片、合計13体を用いて、合計1967切片にて、膵胆管合流部の発生学を3次元立体構築像を用いて検討出来た。各日令について、膵胆管合流部を形態学的に明示する事が出来た。その結果、膵胆管合流部が胎生7週以前には十二指腸壁外にあり、発生の進行と共に十二指腸壁内に位置する様になる事を明らかにする事が出来た。又腹側膵管と背側膵管の合流は、胎生初期には膵管腔と膵管の区別が困難であった事などのため、17週の標本で初めて解析する事が出来た。またOddiの括約筋の形成は胎令10週前後と推察出来た。 計測形態学的には、組織切片という二次元平面上でのみ語られる距離、面積などの値はZ軸方向の距離を無視している為、誤差が大きく、今後慎重な取扱いを要する事を示摘出来た。 63年度には当初の計画通り、NEWSエンジニアリングワークステーションが導入され、従来の立体構築システムがワークステーションに移植されたこのシステムは、胎生26日を中心としたブタのクロアーカ、直腸肛門部の発生過程の分析に用いられた。 三次元立体構築像を人に理解させるためには、表示方法の工夫が必要である。現在計算機が画像を出力するのに時間がかかる事より、各画像をビデオテープに記録して、これを高速度で再現する事により、360°回転する様に見せて立体像の理解をしやすい様にする。 基本的な作業として、我々の確立した鎖肛ブタ家系の維持につとめている。胎存標本の入手につとめており、既に100体以上を確保して、胎存標本作成を続けているところである。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)