• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

急速眼球運動の記録分析と発生機構の解明

Research Project

Project/Area Number 62480357
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Otorhinolaryngology
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

上村 卓也  九州大学, 医学部, 教授 (00075201)

Project Period (FY) 1987 – 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
Fiscal Year 1988: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1987: ¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
Keywords第1、第2プルキンエ像 / 電子スキャナー方式 / パターン認織法 / 第1, 第4プルキンエ像 / パターン認識法
Research Abstract

光源に対する角膜表面からの反射像(第1プルキンエ像)と水晶体裏面からの反射像(第4プルキンエ像)との相互の位置関係を自動分析することによって眼球運動を記録する本装置は、計画当初、ビームスキャナー(Gー120D)と半導体ポジションセンサーの組み合わせによるメカニカル方式を用いる予定であった。しかし、この方式では、斜行性眼球運動の分析に際して、XーY軸にズレが生じノイズの原因となることがわかった。このためビームスキャナー(KDGー16105C)と受光器(KDGー26017ー02)による電子スキャナー方式を用いてこの問題を解決し、装置を開発した。
本装置をつかって、正常被検者の水平、垂直、斜行の急速眼球運動を記録したが、本装置は、ダブルプルキンエ像を用いたCornsweetらの従来の方式に比べて、電子スキャナー方式を用いたため、瞬目運動の除外が容易となり、空間分解能は5分の1度、時間分解能は約1msecとかなり精度の高いものとなった。しかし、測定範囲は、瞳孔の大きさと、プルキンエ像をつくる光源(平行光)の関係から、±10度以下に制限され、またプルキンエ像ができる平面が、急速な眼球運動(特に斜行性)の際に、微妙に変化するため、記録の一部が不安定となった。これらの問題を解決するため、光源のエネルギーロスを少なくするための光学系の改良と、プルキンエ像の安定した像でとらえるための自動焦点システムの採用が必要であることがわかった。

Report

(2 results)
  • 1988 Annual Research Report
  • 1987 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi