Project/Area Number |
62540033
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
代数学・幾何学
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
北岡 良之 名古屋大学, 理学部, 教授 (40022686)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷川 好男 名古屋大学, 理学部, 助手 (50109261)
小池 正夫 名古屋大学, 理学部, 助教授 (20022733)
久保田 富雄 名古屋大学, 理学部, 教授 (40022511)
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Project Period (FY) |
1987
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 整数論 / 2次形式 / ジーゲル保型形式 / 対称行列 |
Research Abstract |
1.考える問題は正値整係数対称行列A,Bに対しいつA〔X〕=Bが整数係数の行列解Xを持つか?である. m, nをA, Bの次元としておく. 又, m≧nで局所的には整数解があるものと仮定しておく. 2.m≧2n+3の時minBが十分大であれば整数解の存在はいえており又この条件が最良であろうと思われていた(n=1の時はそうなっている)がどうもそうではないらしいことがわかった. というのはn≧2とすると, Bと同じ次元のB^^〜でBを表わしAによって局所的には原始的にあらわされ, かつminBが十分大の時, minB^^〜も十分大となるものの存在がm=2n+2の時いえることが示せたからである. これは1での問題の仮定に更に局所的に原始的な解が存在することを加えた一見強い問題に帰着されてしまうことを意味し, この場合は問題が肯定的であることがより自然に予想されるからである. この様にn=1とn≧2の時に違いが生ずることは認識されていなかった. 3.解析的方向としてはn=2, m=6の時ある種の指数和の評価の仮定の下に解の個数の漸近式が得られていたが今の所その評価を証明することは, かなりむつかしそうでBを特殊な形に制限してジーゲル保型形式の理論(n=2に特有の)を使って解の個数の漸近式を得た. 4.2, 3に直接関連したことでも未だ解けてないことが多くこれからの目標でもある.
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)