Project/Area Number |
62540137
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
解析学
|
Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
大枝 一男 日本女子大学, 一般教育課程, 助教授 (10060675)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 章 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (50130737)
峰村 勝弘 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (20060684)
久保 淑子 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (20060676)
藤崎 リエ子 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (30060635)
貝塚 徹 日本女子大学, 家政学部, 教授 (40112974)
|
Project Period (FY) |
1987
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1987)
|
Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1987: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
|
Keywords | 熱対流 / ペナルティー法 / 劣微分作用素 |
Research Abstract |
時間依存領域におけるBoussinesq近似熱対流方程式の研究において以下の結果を得た. 1.流速Uに対する非斉次境界条件の下で, 弱解が時間大域的に存在すること. (昭和62年度春季数学会で発表) 2.領域と境界データが時間周期的に変化する時, 弱周期解が存在すること. (昭和62年度秋季数学会で発表) 3.境界が適当になめらかならば, 一意的な時間局所強解が存在すること. (学士院紀要に発表予定) 上記1および2の弱解の証明方法はFujita-Sauer(1970東大紀要)のpenalty法を用いた. 3の局所強解の存在の証明には, Otani-Yamada(1978, 東大紀要), Yamada(1976, 東大紀要)による劣微分作用素を用いた. 今後の研究の方向としては, 強解の時間大域的存在とその正則性, 2次元における弱解の一意性, 自由境界問題, Rabinowitzとは異なる領域での分岐問題, 漸近挙動などを順次調べて行く計画であり, 部分的には既に着手している. なお, 流体の数学的研究の動向を幅広く知るために, 昭和63年1月には, 東京大学教養学部の岡本久氏に「進行波の理論について」という標題で講演をして頂いた. 更に各自が研究集会, シンポジウム等に参加し, 常時討論の場を持った.
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)