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砕波中の転覆機構に関する研究(砕波表層流の衝突による力積モーメントの検討)

Research Project

Project/Area Number 62550323
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 船舶抵抗・運動性能・計画
Research Institution神戸商船大学

Principal Investigator

定兼 廣行  神戸商船大学, 商船学部, 助教授 (80081389)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井上 欣三  神戸商船大学, 商船学部, 助教授 (00031477)
Project Period (FY) 1987
Project Status Completed (Fiscal Year 1987)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords船の転覆機構 / 砕波 / 力積モーメント
Research Abstract

本年の研究では, 砕波表層流を模擬する実験装置と供試模型船の製作, ならびに模型船の運動変位計測システムと解析システムの整備を主眼とし, 部分的に実験を実施する計画であった. 現在, 研究は当初の計画通り進行し, 実験もほぼ完了して解析結果の整理中である.
以下に研究の進捗状況の概要を述べる.
1.実験装置と供試模型船の製作
砕波表層流を模擬した水流(以下では模擬水流と言う)を発生させる貯水槽と斜面板を製作し, 任意の水量, 流速を持つ模擬水流の発生が可能となった. この水流に当てる3種類の模型船, 小型漁船(19.9 G.T.), 小型液化ガス運搬船および柱状船(角柱)を製作した.
2.計測システムと解析システムの整備
計測システムは, 本学所有の無接触半導体位置計測装置を利用し, これを本研究用に整備した. またこの装置で得られる信号をパーソナルコンピュータで演算処理して船体の横移動速度, 傾斜角速度ならびに加速度が直ちに求められるような解析システムを整備した.
3.実験結果
3種類の模型船の重心高さを2〜3種類変え, また模擬水流の水量と流速, および船と水流との遭遇位置をそれぞれ3〜4種類変えた多数の状態について実験を実施した. 現在上記の実験および解析はほぼ終了したが, まだ解析結果をまとめる段階に至っていない.
4.今後の研究
本研究により模擬水流による力積モーメントと船の種類, 重心高さなどとの関係が把握できると考えられるので, 今後この成果を用いて砕波上での小型船の転覆機構を検討する.

Report

(1 results)
  • 1987 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-04-01   Modified: 2016-04-21  

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