Project/Area Number |
62560008
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Breeding science
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
高木 胖 佐賀大学, 農学部, 助教授 (30039341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳田 晃良 佐賀大学, 農学部, 助教授 (00093980)
岸川 英利 佐賀大学, 農学部, 教授 (00039314)
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Project Period (FY) |
1987 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1989: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1988: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ダイズ / リノレン酸 / 突然変異育種 / リノレン酸含量 / 脂肪酸組成 / リノレイン酸含量 / 遺伝 / ダイアレルクロス |
Research Abstract |
大豆の種子中の脂肪酸は、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ-ル酸、リノレン酸の5種類からなっている。なかでも、オレイン酸とリノ-ル酸の含量は多く、およそ70%を占め、リノレン酸は必須脂肪酸であるが不飽和度が高く、脂肪の変敗の大きな原因となり、できるだけ含量の低い品種が望まれている。したがって、大豆品種BayにX線の21.4kRを照射して、リノレン酸に関しての突然変異の誘発をこころみた。 M_2世代の3.000個体の脂肪酸組成について、各脂肪酸含量の広がりは親品種Bayに比べて大きく、放射線照射による脂肪酸含量の変異の拡大が認められた。リノレン酸含量の変異について、親品種Bayのリノレン酸含量の広がりが6.8%から9.0%までの範囲にあるのに対し、照射集団では、4.4%から15.0%までの低含量から高含量までの広い変異幅の拡大が認められた。特に、リノレン酸がBay品種の平均値の8.1%に比較して、4.4%と極めて含量の低い突然変異体M923が得られた。このM923の他の脂肪酸組成については、リノ-ル酸含量の減少が認められた。一般に、リノレン酸含量は、開花期から成熟期までの気温に大きく影響される。高温での種子の成熟はリノレン酸含量の減少を、低温での成熟はリノレン酸含量を増加させる。M_3世代について、M923が低リノレン酸含量の突然変異体であることを確認する実験を行った。M923と親品種Bayを異にした環境におき、脂肪酸組成を比較したところ、両者のリノレン酸含量の差は常に明瞭で、M923は低リノレン酸含量の突然変異体であると認めた。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)