Project/Area Number |
62560050
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
蚕糸学
|
Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
岩成 義才 東京農工大学, 農学部, 教授 (40014899)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島田 順 東京農工大学, 農学部, 助手 (00015124)
|
Project Period (FY) |
1987 – 1988
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
|
Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1988: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
|
Keywords | 桑葉葉質 / 不良環境 / 葉面散布剤 / 人工飼料育 / 葉面撒布 / 施肥時期と葉質 / 葉質の品種間差異 |
Research Abstract |
近年労働力不足に対する労力の合理的利用と装備の機械化に伴う投下資本の増大に対して、年間条桑による多回育が進められてきた。それに伴って今まで飼育の行われなかった梅雨期、初冬期にも飼育が行われるようになった。これらの時期は気象条件が不良であるばかりでなく、桑葉葉質も低下しているので、しばしば違作をみている例が少なくない。今回はこの不良環境下における蚕作を安定させる方策の一つとして主として葉質の向上策について研究を進めた。 1.7月及び10月期の桑葉葉質の品種間差異について在来品種及び戦後登録された改良品種についてその葉質を人工飼料育法により検討した結果、現在広く栽培されている改良鼠返よりも葉質のすぐれているものが明らかとなった。 2.葉面散布剤を散布することにより10月期の桑葉葉質の改善の可能性について検べた結果、何種類かの葉面散布剤が効果のあること、散布回数は1回よりもある間隔をおいて2回散布する方がより効果があることなどがわかった。 3.施肥時期の相違については、春発芽時期並びに収穫時期を考えて、施肥時期を遅くするあるいは施肥回数を変える等の考慮をはらうことにより葉質を改善できることがわかった。
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)