Project/Area Number |
62570662
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Kagawa Medical School |
Principal Investigator |
藤原 敬 香川医科大学, 医学部附属病院, 助手 (40165436)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土田 高宏 香川医科大学, 医学部附属病院, 助手 (10181249)
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Project Period (FY) |
1987 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1989: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1988: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | malignant glioma / anticancer drug / chemosensitivity assay / MTT assay / 悪性脳腫瘍 / 抗癌剤 / 感受性試験 / コロニーフォーメーションアッセイMTTcye還元法 / コロニーフォーメーションアッセイ / フローサイトメトリー / Brdu |
Research Abstract |
1.手術時採取した腫瘍の生検材料を使用し初代培養を試みていたが、その中の1例において培養グリオ-マ細胞の樹立に成功した。 2.ラットおよびヒトグリオ-マ細胞に対し、colony forming assay(CFA法)・MTT assay(MTT法)・thymidine incorporation assay(TIA法)による感受性試験を行い、各試験間の相関性、感受性試験とラット頭蓋内移植モデルに対する治療効果との関連につき検討した。抗癌剤はACNU-ACR-CDDP-VCR-BLMを用いた。各薬剤の増殖抑制効果を臨床常用量の血中濃度に対する50%抑制濃度比で比較し、頭蓋内移植モデルによる治療効果は各薬剤の臨床常用量に相当する量を腹腔内投与し延命率で判定を行った。CFA法で高感受性を示した薬剤ほど強い延命効果が見られ、頭蓋内移植モデルとCFA法の結果は一致していた。感受性試験間ではCFA法とMTT法はよく相関していたが、一部の抗癌剤で非相関を示した。CFA法とTIA法の相関性は弱かった。 以上の内容を第48回日本癌学会総会(名古屋)において発表した。 3.in vivo studyとして、ラット移植モデルに対する抗癌剤の効果を、核磁気共鳴装置を用いてmagnetic resonance spectroscopy(MRS)を測定し、上記の感受性試験と比較した。従来の感受性試験との相関性が認められ、in vivoにおける新たな感受性試験として評価され得ることが示唆された。 4.手術時生検材料を使用し、MTT法を行い、各の症例に対する感受性の評価を行っている。また、感受性試験において陽性と判定された抗癌剤を実際の臨床例に投与し、その治療効果についても現在検討中である。
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