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シオノギ癌115のin vitroにおけるホルモン抵抗性獲得の機序の研究

Research Project

Project/Area Number 62570717
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Urology
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

井坂 茂夫  千葉大学, 医学部, 助手 (30134399)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡野 達弥  千葉大学, 医学部, 助手 (00185456)
Project Period (FY) 1987
Project Status Completed (Fiscal Year 1987)
Budget Amount *help
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1987: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywordsアンドロゲン依存性シオノギ癌SC115 / アンドロゲン非伝存性サブラインCS2 / 無血清培養 / 染色体分析 / ONA定量
Research Abstract

(1)細胞の維持継代:SC115及びS2の細胞株は, テキストランチャーコール処理しステロイドホルモンを除去した牛脂児血清〓%含むRPMI16〓O培地に10nMのテストステロンを添加した培地にて継代, 維持, クローニングを行なった. クローニングによって得られたサブリローンは液体窒素中に保存してある.
(2)細胞増殖:i)テストステロン依存性を示すSC115細胞はMEM培地とHAM培地を1:1に混合した無血清培地では次第に死滅していくが, 10nmのテストステロンを加えることにより増殖が可能であった. テストステロン非依存性のCS2細胞はテストステロンの有無にかかわらず増殖可能であった. 上皮成長因子やインシュリンはSC115細胞やCS2細胞の増殖を促進させなかった. ii)SC115とCS2を混在させて培養すると, テストステロンを含まない無血清培地での培養にもかかわらずSC115が死滅することなく増殖していることが顕微鏡所見よりわかった.
(3)染色体分析:i)SC115, CS2のマウスにおける染色体数はそれぞれ40, 72であったが, 細胞株における染色体数はそれぞれ39, 69を示し, in vivoからin vitroへの条件の変化により染色体の変化がおきていることがわかった. ii)(2)のii)において染色体分析を行った結果, SC115細胞の増殖はCS2細胞によって促進されていることがわかった.
(4)DNA定量:i)プロピディウムイオダイド染色により, フローサイトメトリーでDNAを定量したところSC115細胞はマウス正常細胞とほぼ同じDNA量を示し, CS2細胞はほぼそれの倍の量であった. ii)SC115細胞とCS2細胞を混在させたときのDNA量測定からも染色体分析で得られた結果と同様にCS2細胞によるSC115細胞の増殖が促されていることがわかった.

Report

(1 results)
  • 1987 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-04-01   Modified: 2016-04-21  

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