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中心咬合位における咀嚼筋の収縮度と咬合接触面積の関係について

Research Project

Project/Area Number 62570887
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

末瀬 一彦  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (20140212)

Project Period (FY) 1987
Project Status Completed (Fiscal Year 1987)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsデンタルオクルージョン・コンピュータ画像処理
Research Abstract

咬合診査法のひとつであるシリコーン・ブラック法は, 上下顎歯間に介在したシリコーン印象材の透過光下での明暗差から, 咬合接触面積などの咬合接触状態に関する情報を得るものであり, 術式が簡便であることから, 臨床の場で多く用いられている. しかし, 咬合接触部の判定は術者の識別能力に頼るものであり, 微妙な明暗差の識別には限界があった. さらに重要な点として, 咬合診査時の咬みしめ強度に明確な規定はなく, 咬合接触状態を比較する上での問題があった. すなわち, 咬みしめ強度の違いによって咬接触状態が変化すると考えられる.
そこで本研究では, シリコーン・ブラック法による客観的な補綴物の咬合診査の確立のために, シリコーン・ブラック採得時の咬みしめ強度と咬合接触面積の関係を明らかにし, さらに咬みしめ強度からみたシリコーン・ブラック法の再現性についても検討を加えた.
まず, シリコーン・ブラック採得時の咬みしめ強度を被験者の感覚にゆだねた場合と, 咬筋EMG出力のRMS値により規定した場合においてシリコーン・ブラックを採得し, 画像解析を応用してそれぞれの咬合接触面積を求めた. この結果より, 咬みしめ強度と咬合接触面積の関係を求めた.
次に, 得られた咬合接触面積値から, 1歯あたりの平均変異係数を求め, シリコーン・ブラック法の再現性について検討した.
その結果, 咬みしめ強度を被験者の感覚にゆだねた場合においても, またRMS値により規定した場合においても, 咬みしめ強度が変化すると咬合接触面積も変化することがわかった. さらに, シリコーン・ブラック法の再現性は, RMS値により規定した場合の方が良く, 最大咬みしめ時のRMS値を100%とした時の30%咬みしめ時における再現性が最も良かった.

Report

(1 results)
  • 1987 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-04-01   Modified: 2016-04-21  

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