熱分解法による高靱性Tic系材料の開発とその重照射による破壊靱性の変化
Project/Area Number |
62580172
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Nuclear engineering
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Research Institution | Ibaraki National College of Technology |
Principal Investigator |
松沢 孝男 茨城工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (40005989)
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Project Period (FY) |
1987 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1988: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1987: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | TiC材料 / 炭化チタン / 破壊靱性 / 有機金属重合体 |
Research Abstract |
研究実施計画3の「有機チタニウム化合物を出発原料として重合させ有機チタニウムポリマーを合成する. このポリマーの熱分解過程を調べることによりT_1C微粉の生成条件を調べる. 」を下記のように実施した. 有機チタニウム化合物と有機ケイ素化合物のポリカルボシランを加熱重合させチタニウムとケイ素を含む有機金属重合体を合成し, この重合体を紡糸し, 空気中で不融化処理を行い次に不活性ガス雰囲気中で熱分解して, SiーTiーCーO繊維を得た. X線回折による構造解析の結果, 1300℃以下で熱分解させて得た無機物は非晶質状態を示し, 1400〜1500℃の温度で熱分解させて得た無機物は微結晶状態を示した. このSiーTiーCーO繊維は, 同じポリカルボシランから熱分解法により得られたSiC繊維より耐熱性に優れている.
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)