Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志賀 健 愛媛大学, 医学部, 教授 (10028350)
曽我 直弘 京都大学, 工学部, 教授 (80026179)
川上 秀光 東京大学, 工学部, 教授 (20010671)
武部 啓 京都大学, 医学部, 教授 (10028318)
矢野 圭司 東京大学, 農学部, 教授 (10011842)
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Budget Amount *help |
¥95,000,000 (Direct Cost: ¥95,000,000)
Fiscal Year 1987: ¥95,000,000 (Direct Cost: ¥95,000,000)
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Research Abstract |
本総合班では, 人間活動と環境との相互関係の調和を維持することを目的として運営されている重点領域研究「人間-環境系」の問題解決指向型のアプローチが効果的に行われる態勢を作ること, すなわち, 研究組織全体が有機的かつ効率的に運営されるよう, 次のような業務を行った. (1)多分野の専門家集団の討議による環境科学に関する基本理念の検討と, 各研究グループの運営方針の決定, (2)今後重要となるテーマの抽出と, その研究組織化の検討, (3)重点領域研究全体の進行を主導すると共に成果の集約と対外的な広報のためのシンポジウムの開催ならびに成果報告の刊行, (4)研究費の効率的運用を図るための研究成果のチェック&レビュー. 具体的活動は以下の通りである. 運営委員会を4回開催した. 研究計画概要, Abstracts of Research Projects, 研究成果報告3冊, さらに班員および関心のある研究者を対象としたNews Letter3冊を広報活動として発行した. 11月には環境科学シンポジウム1987を開催し, 550名におよぶ多数の研究者の参加登録をみた. 研究の効率を上げるために, 実際の研究を担当する班を3つの大きなグループ(小領域と呼んでいる)に分けて運営を行った. 人為起源物質の環境中の循環とその制御を担当するN1グループ, 環境要因の人体影響を担当するN2グループ, 都市圏における環境計画の体系化を担当するN3グループである. 各小領域での研究計画発表会, ならびに研究成果発表会をN1に関しては, 62.6.30〜7.1, 63.2.23〜24, N2に関しては63.1.13〜14, N3に関しては63.2.19〜20に開催し, 本年度得られたは研究成果に関し班員相互の情報交換を行うとともに, 評価委員によるチェックを行い, かつ来年以降の研究の進め方を班員すべてに周知せしめた. これらの活動はすべて運営委員を中心として本総合班が方針を決定して行ったものである.
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