Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井村 伸正 北里大学, 薬学部, 教授 (70012606)
志賀 健 愛媛大学, 医学部, 教授 (10028350)
嶋 昭紘 東京大学, 理学部, 教授 (60011590)
鈴木 継美 東京大学, 医学部, 教授 (80009894)
池永 満生 京都大学, 放射線生物研究センター, 教授 (70025378)
|
Budget Amount *help |
¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 1987: ¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
|
Research Abstract |
1.重点領域研究「人間環境系の変化と制御」が昭和62年度から発足するに際し, その小研究領域の一つとして「環境要因の人体影響」が設定された. この小領域の研究を総括するために本研究組織が設けられた. 本組織は人体影響(略称)小領域をの6計画研究班の研究代表者に加えて, 6名の班員と研究代表者の合計13名で構成された. 本研究は, 小領域における研究の進め方を検討するとともに, 研究組織間の交流, 研究成果の発表, 研究成果の評価, 次年度以降の研究計画の立案, それらのための小規模のパイロット研究などを行なう, 特に諸要国の複合成果と人体側の要因の研究を重視する 2.研究の経過と成果 (1)人体影響小領域幹事会, 本組織に一部の評価委員を加えて幹事会とし, 2回開催した. 第1回では年間の諸計画の実施の決定, 第2回には本年度の研究の総括が行なわれた. (2)研究代表者会議 計画研究と公算研究の研究代表者が協議して, 研究発表会のあり方, 研究報告書の作成などについて決めた. (3)研究発表会 昭和63年1月13, 14日, 京大会館において, 全研究組織から各1名が口頭発表を行った. また, 一部の研究者は昭和62年11月に開催された環境科学シンポジウムにおいても発表した. (4)研究報告書の発行 本年度の人体影響研究小領域の報告書「環境要因の人体影響」を発行した. これには各研究組織の1年間の研究成果の報告書に加えて, 研究発表会の発表要因 および2扁の特別論文を掲載した. (5)主な成果 各研究組織とも熱心な研究が進められ, それぞれすぐれた成果をおさめた. 中でも磁場の影響が細胞の方向性について初めて明確に示されたこと, 電子レンジで突然変異が検出できたことなどが注目された.
|