Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桐谷 滋 東京大学, 医学部, 教授 (90010032)
角所 収 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30029839)
城戸 健一 東北大学, 応用情報学研究センター, センター長教授 (30006209)
斉藤 収三 工学院大学, 工学部, 教授 (50126067)
坂井 利之 京都大学, 工学部, 教授 (70025790)
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Research Abstract |
重点領域研究「音声言語」は, わが国の主要な研究者の協力のもとに, 3ヵ年計画で音声言語によるマン・マシン・インターフェイスの高度化を目指す. 本研究は総括班として, 研究全体の方向の決定, 各研究班間の連絡・調整, 各研究班に対する助言, 音声データベース・音声処理ソフトウエアの共用, 使用ハードウエアの規格統一, 成果公表のための会合の企画・開催, 研究成果・資料の出版等を行うものであり, 本年度は以下の実績をあげた. 1.各研究班間で協調して研究を進めることを可能とするため, ハードウエアの規則統一を図った. 性能・価格等の点からAPOLO DOMAINに決定し, 各班を代表して業者との折衝にあたった. 2.音声処理ソフトウエアの共有について検討し, 共有ソフトウエアとして適切なものを選定した. 現在, APOLO DOMAIN上で開発を進めている. 3.各班で共用する音声データベースの内容を決定し, 採録条件・管理方法を検討した. 既に, 20名の音声を収録し, データベース化を進めている. 4.海外の一流の研究者を含めたシンポジウムを開催し, 専門家による討議・意見交換を行って, 裏面の[図書]の欄に示したような論文集を出版・配布した. 海外の研究動向についても情報を得ることが出来た. 5.本重点領域研究の成果を民間に周知するとともに, 研究成果について討議し,チェックを行うために, 公開の研究発表会を開催し, 裏面の[図書]の欄に示したような論文集を出版・配布した. 6.総括班会議, 研究代表者会議を開催し, 成果・知見の交流, 研究の進め方についての討議を行うとともに, 各班の個別の会議に総括班員を派遣して, 研究の進捗状況の把握, 研究の方向についての助言を行った. 7.ニューズレターを発行して, 各会合の周知を図るとともに, 班間の連絡, 研究の速報を推進した.
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