Project/Area Number |
62860031
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
農業土木
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Research Institution | Maebashi City College of Technology |
Principal Investigator |
中曽根 英雄 (1988) 前橋市立工業短期大学, 建設工業科, 教授 (70015783)
中曾根 英雄 (1987) 前橋市立工業短大, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 益雄 前橋市立工業短期大学, 建設工業科, 助教授 (00113283)
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Project Period (FY) |
1987 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1987: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 汚水処理施設 / 酸化溝法 / 落下水脈の曝気 / 活性汚泥法 |
Research Abstract |
62年度は、本方式による汚水処理は他の処理装置と遜色のないと結論を下した。63年度は、同じ装置による実験を継続し、次に述べる二点を明らかにした。一つは汚泥の発生しない処理方法の可能性である。実験中昭和63年6月頃より、汚泥濃度が急激に低下するという現象がみられた。当初は、流入する汚水の濃度が低いためではないかと予想された。しかし、ある日を境にして汚泥が全く消滅してしまった。水質分析を行うとそれでも十分排出基準を満足することが示されていた。その原因が何によるものか始め分からなかったが、良く観察した結果、無数の貝が側壁に付着していることが判明した。貝が汚泥を食べるため、その発生が見られないのかどうかを確かめるために、MLSS濃度が500mg/l程度になるよう、別の施設から活性汚泥を投入し観察を行った。その結果、一夜にして汚泥は食べ尽されてしまった。河川における浄化機構と同じことが起こっていたと見ることができる。水温の低い時においても貝が成長すれば、汚泥(沈殿槽の生汚泥は別)の発生しない浄化方式として注目できるものである。二つ目は、MLSS濃度の増加による曝気係数への影響がどのようになるかと言うことである。従来からMLSS濃度の増加による酸素の移動性能が低下することは指摘されていた。しかし、その測定はかなり困難であった。本装置は、酸素移動が行われる距離が短いので、この間での汚泥の呼吸による酸素の消費速度を無視できる。そこで、各MLSSの濃度別に曝気係数K_Laの値を測定した結果MLSSがK_Laに大きく影響することが判明した。清水の時のK_Laを1とすれば、MLSS濃度が3,000mg/lの時、その値は0.77となり、6,000mg/lの時の0.49となり、半分にまでその能力が低下することが判明した。これは他の活性汚泥法にも言えることで、ここで測定されたデータは重要な資料として生かされるだろう。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)