肝内移植法を用いた活性癌遺伝子の肝前癌細胞に対する働きの解析
Project/Area Number |
63015077
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Research Category |
Grant-in-Aid for Cancer Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
小川 勝洋 旭川医科大学, 医学部, 教授 (50045514)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西川 祐司 旭川医科大学, 医学部, 助手 (90208166)
森 道夫 札幌医科大学, 医学部, 教授 (00045288)
高橋 達郎 旭川医科大学, 医学部, 講師 (60041844)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 肝前癌細胞 / 肝内移植 / 癌遺伝子 / Progression |
Research Abstract |
本研究は分離肝増生結節細胞に癌遺伝子を導入してそれらを肝臓内に経門脈的に移植し、その後の増殖態度、マーカーの発現、発癌率などにどのような影響を与えるかを研究することにより、ある特定の癌遺伝子が発癌のpromotionやprogressionにどの様に関わっているかを調べることを目指している。本年度は特に分離肝細胞へ外来遺伝子を導入する条件について検討する目的で、電気穿孔法により正常ラット肝細胞に種々の条件でpSV2 CATの導入を試みた。遺伝子導入肝細胞を培養し、in vitroでのCAT活性の発現を調べたところ、少なくとも1週間目まで発現した。また、これらの細胞を脾臓内に移植したところin vivoでも2週間目までCAT活性の発現が確認された。さらに抗CAT抗体によりin vitro、in vivoでのCAT蛋白の発現を調べたところいずれの条件でも陽性細胞が確認されたが、in vitroで経時的に調べたところ時間の経過とともに陽性細胞は減少した。これらの結果から肝細胞に外来遺伝子を導入し、それをin vivoで発現させることが可能である見通しができたので、現在、(1)分離肝増生結節細胞にpSV2 CATを導入して肝内に移植した場合に、肝内でCAT活性が発現するか否か、及び(2)ウィルス性癌遺伝子を導入した肝細胞ではin vitroで増殖性の変化があるか否かについて検討中である。さらに、今回、遺伝子導入操作により細胞のviabilityの低下が起こり、移植後の生着率が著しく低下することが明らかになったので今後、遺伝子導入条件、移植条件の検討をさらに行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)