Project/Area Number |
63050037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
渡辺 健二 大阪大学, 工学部, 教授 (70107142)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中沢 正治 東京大学, 工学部, 教授 (00010976)
中井 貞雄 大阪大学, 工学部, 教授 (10029019)
犬竹 正明 筑波大学, プラズマ研究センター, 助教授 (90023738)
佐野 史道 京都大学, ヘリオトロン核融合研究センター, 助教授 (70115856)
後藤 誠一 大阪大学, 工学部, 教授 (90029140)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥20,000,000 (Direct Cost: ¥20,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥20,000,000 (Direct Cost: ¥20,000,000)
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Keywords | 核融合 / ヘリオトロン / ミラー磁場 / レーザー爆縮 / ECR放電洗浄 / 中性子計測 / 核融合ペレット / レーザー誘起蛍光 |
Research Abstract |
本計画研究は、核融合特別研究の各班の講座研究者により研究開発された成果を、大型核融合実験装置(ヘリオトロン、ミラー、レーザー)に適用し、両者の研究を相乗的に進展させることを目的としている。これを具体的に実施するとき、講座研究者の計画と大型装置独自の計画進行との相互調整が不可欠であり、このため常置委員会を設けている。本年度も計画遂行においてこの委員会の役割が大であった。とくに、大型装置改造に伴うシャットダウン期間が数ヶ月にも亘ることがあり、それへの対応をCase by Caseで対応するのに有効な役割を果した。 激光XII号研究では、中性子半影カメラの精度を検討し圧縮直径の推定が行いうること、中性子スペクトルのTOF計測の精度向上の方法などを示したほか、2次ドライバーとしての軟X線の絶対較正に関し、その較正用X線源の製作と評価、各種光学素子の較正を行った。また、球面へのパターニング、技術が完成し、実験に提供しうるものが製作された。理論面においては、新しい流体爆縮コードが完成し、既存コードおよび実験との比較が可能になったほか、新たにスープラサーマル核融合中性子の発生過程を追求しうるコードの製作に入った。 ヘリオトロンEでは、レーザー誘起蛍光法による周辺水素原子密度の絶対測定により粒子バランスを推定し得たこと、イオン温度計測用の新しい遠赤外レーザーが所定どおり発振したこと、が成果である。また、従来から続けてきたカーボンコーティングにおいても、脱水素の種々の方法が開発適用された。ガンマ10では、昨年度末に成功したECR放電洗浄実験を引き続き実施し、その効果を評価しうるデータベースが蓄積されたほか、洗浄中のモニターとしてOHバンドモニターが有用であることを見出した。さらに、顕著な効果として、プラグ・バリアー電位や温度が、従来より向上することを示している。
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Report
(1 results)
Research Products
(15 results)