中国における人間集団の社会・文化的行動様態に関する歴史的研究
Project/Area Number |
63301051
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Asian history
|
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
好並 隆司 岡山大学, 文学部, 教授 (70032688)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 智水 岡山大学, 文学部, 助教授 (40116463)
中山 義弘 北九州大学, 外国語学部, 教授 (10047706)
伊原 弘介 静岡大学, 教養部, 教授 (60022109)
石田 米子 岡山大学, 文学部, 教授 (10135923)
寺地 遵 広島大学, 文学部, 教授 (60033487)
|
Project Period (FY) |
1988 – 1989
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
|
Budget Amount *help |
¥10,300,000 (Direct Cost: ¥10,300,000)
Fiscal Year 1989: ¥4,400,000 (Direct Cost: ¥4,400,000)
Fiscal Year 1988: ¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
|
Keywords | 社会誌 / 人間集団 / 行動様態 / 秦漢帝国 / 皇帝支配 / 商君書 / 宗教反乱 / 国民党 / 社会史 / 身分制 / 共同体 / 下層民 |
Research Abstract |
本年度における各担当部門の研究活動とその成果を以下に記述する。 研究代表者好並隆司は、前年に引き続いて『商君書』各篇の釈読をすすめ、更法・定分・農戦・開塞・壹言の五篇について公表したが、平成二年度初期には、賞刑・画策両篇の釈読を発表する予定である。吉岡真は第37回東北中国学会大会、第24回福島大学史学会大会で発表・講演を行い、広島史学研究大会で関隴集団説再検討の発表を行った。寺地遵は1989年8月台湾大学での国史研究検討会において「日本における宋代史研究」の総括を行った。金子肇は「商民協会と中国国民党」(歴史学研究598号)を発表し、社会経済史学会(中四国)で「上海における店員帰商問題と中国国民党」を口頭発表した。中山義弘は女性史研究を深化させ、「天津の五四運動」を北九州大学大学院紀要3に発表している。笹川裕史は「国民政府の江西省剿匪統治に関する一考察」を成稿、史学研究180号に掲載した。新村容子は四川蚕桑公社の研究を前年に続いて行い、中四国歴協大会において「蚕桑とアヘン」の題目で口頭発表した。石田米子は長年の研究の成果をまとめ、『光復会と浙江辛亥革命』と題して上梓する。 なお、佐藤智水は科研報告会(広島市、1989年10月)において、「北魏の宗教反乱」を口頭で報告をし、伊原弘介・曽田三郎・原田環もそれぞれのテ-マで課題追求をおこない、別途、研究誌に発表する予定になっている。
|
Report
(2 results)
Research Products
(15 results)