顎骨病変の病態並びに治癒過程における骨塩定量に関する研究
Project/Area Number |
63440077
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
外科・放射線系歯学
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
関山 三郎 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (90048299)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深澤 肇 (深沢 肇) 岩手医科大学, 歯学部, 講師 (40128939)
橋場 友幹 岩手医科大学, 歯学部, 助手 (20198667)
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Project Period (FY) |
1988 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥30,900,000 (Direct Cost: ¥30,900,000)
Fiscal Year 1991: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1990: ¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥6,300,000 (Direct Cost: ¥6,300,000)
Fiscal Year 1988: ¥20,500,000 (Direct Cost: ¥20,500,000)
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Keywords | 骨塩量 / 骨密度測定装置 / 顎骨 |
Research Abstract |
1.健常成人ボランティアの計測を行った。測定は規格測定装置を作製し、いわゆる斜位で行った。男性では40歳代で0.618g/cm^2と最大値を示し、50歳以降わずかな減少傾向を示した。女性では、40歳代で0.615g/cm^2と最大値を示し、40歳代から50歳代にかけて減少し、60歳代で0.544g/cm^2と最小値を示した。これらにより、性別、年齢により、下顎骨骨塩量の変化は差異を示すことがわかった。 2.左側下顎骨骨髄炎の症例の経時的測定を行った。測定はP-A方向で行った。左側臼歯部から下顎枝、顎関節にわたる広い病変が認められ、同部骨塩量は1.517g/cm^2であった。皮質骨除去術を施行し、術後12週の測定では、1.040g/cm^2を示し、術後10か月の測定では1.138g/cm^2と再び増加傾向を示し、腫脹、開口障害の症状が認められるようになった。 3.左側下顎エナメル上皮腫の症例の経時的測定を行った。術前の斜位での測定では0.502g/cm^2を示した。術後5週では0.553g/cm^2、術後5か月では0.752g/cm^2と上昇傾向を示した。X-pでは著明な変化はなく、測定による経過観察の有用性が認められた。 4.1,2,3の検討により、顎骨病変に対する臨床検査の一つとして、十分適用するものと考えられた。現在の段階では、被検者、患者が姿勢を変えることにより、斜位、P-A方向での測定が可能となっている。今後は、姿勢を変えることなく、パノラマX線写真のような像が得られたら良いと考えている。それには、現在X-Y方向にしか作動しない線管、detectorを円軌道で動かせるようにすれば良いのではないかと思う。
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Report
(5 results)
Research Products
(2 results)