Project/Area Number |
63470067
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
松田 好晴 山口大学, 工学部, 教授 (90028986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 昌行 山口大学, 工学部, 助教授 (70136167)
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Project Period (FY) |
1988 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥6,400,000 (Direct Cost: ¥6,400,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥5,400,000 (Direct Cost: ¥5,400,000)
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Keywords | リチウム二次電池 / リチウム電極 / ポリパラフェニレン電極 / 有機電解液 / 添加物 / リチウム負極 / 炭素電極 / 有機添加剤 |
Research Abstract |
電極反応の可逆性に及ぼす電解液物性の影響 プロピレンカ-ボネ-ト(PC)、スルホラン(SL)、あるいはジメチルスルホキシド(DMSO)などの高誘電率溶媒に低粘度溶媒の1、2ージメトキシエタン(DME)を混合した溶媒に種々のリチウム塩を溶解させて電解液を調製した。これらアニオンのリチウム電極反応に及ぼす影響は極めて大きかった。これらのうちPC-DMEにLiPF_6を溶解させた電界液中でリチウム負極の充放電のク-ロン効率が高かった。また、ポリパラフェニレン正極の充放電挙動についても測定したが、その結果ではPCにLiASF_6を溶解させた電解液を用いるとド-ピングレベル9%で86%の高い充放電効率を示した。 電極/電解液界面構造と電荷移動の関係 リチウム極表面に成長する皮膜の電気化学特性を変える目的で電解液に微量の不飽和化合物ならびマグネシウムや鉄の過塩素酸塩や塩化物を数ppmから数十ppm程度添加するとリチウム電極の充放電ク-ロン効率が向上した。複素インピ-ダンス解析により、不飽和化合物のうちでは2ーメチルフランがリチウム電極上にリチウムイオン導電性の良好な皮膜を形成することが明らかとなり、その被膜形成の機構についても考察した。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)