マウスーヒト胎児脾臓細胞ヘテロハイブリド-マを親株とするヒトMoAbの作成
Project/Area Number |
63480366
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
後藤 節子 名古屋大学, 医学部, 講師 (80111847)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山室 理 名古屋大学, 医学部, 医員
斉藤 満 名古屋大学, 医学部, 助手 (90186966)
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Project Period (FY) |
1988 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥6,700,000 (Direct Cost: ¥6,700,000)
Fiscal Year 1990: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1989: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1988: ¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
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Keywords | ヒトモノクロ-ナル抗体 / ヘテロハイブリド-マ / 赤血球粘着試験 / 免疫組織化学 / ELISA / 電気的細胞融合 / マウスーヒトheterohybridoma / ヒトMoAb / 悪性腫瘍 / immuno adherance test / solid-phased EIA |
Research Abstract |
ヒトMoAbを作成するため、昨年度までの成績に加えて,子宮頸癌患者18名,卵巣癌患者3名の所属リンパ節リンパ球と親株ヘテロハイブリド-マの融合をさらに行った。合計21回の細胞融合の結果、コロニ-出現率は8ー100%に出現し、平均出現率は72%であり、出現コロニ-数は866個であった。さらに出現コロニ-の培養上清中のIgGおよびIgMを産生するコロニ-のスクリ-ニングを、赤血球粘着試験およびELISAを利用しておこなった。この結果、免疫グロブリン産生のみられたコロニ-を、限界稀釈法を用いて、クロ-ン化した結果、ヒトMoAb産生クロ-ンは、総計1802個、クロ-ン化できた。 現在、この1802個のクロ-ンが産生する免疫グロブリンの示す特異性につき、CellーELISA法などを使用し、ヒト培養ガン細胞への反応性を検索している。さらに,モノクロ-ン由来患者の癌組織との反応性および正常ヒト組織との交叉反応性をスクリ-ニングしている。 昨年来より投稿中であった、ヒトMoAbの作成の方法、手技に関する論文は近日中に欧文誌として発表されることとなった。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)