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豊かさの中の新宗教:真如苑の信者組織とその宗教意識

Research Project

Project/Area Number 63510021
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Religious studies
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

大村 英昭  大阪大学, 教養部, 教授 (30047485)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋本 満  大阪大学, 教養部, 助教授 (50110763)
塩原 勉  大阪大学, 人間科学部, 教授 (40107016)
大峯 顯  大阪大学, 教養部, 教授 (50030101)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords新宗教 / 豊かな社会 / 相互作用 / 不安の解消
Research Abstract

研究代表者及び研究分担者は、それぞれが分担したテーマにしたがって、真如苑の本部評びに支部を訪れ、資料の収集と団体の主だった人々への聞き取り調査を試みた。
この間、現在の日本における様々の新宗教に関する資料の収集と、新宗教への新たなアプローチの方法を求めてきた。
結論的には、これまでの宗教社会学で行なわれてきたいわば伝統的な方法論では、現代日本のような豊かな社会において、ある種のブームとなっている新宗教をトータルに把握することはできない、ということである。もちろん、教義分析や教団の組織分析、あるいは信者の階層分析は、基本的資料を押えるという意味で不可欠ではある。さらに、このような基礎的データの上に立って、近代主義的宗教モデルではカバーできない、いわば隠された宗教信条とでも言うべきものをわれわれの対象に据えようと考えたのである。
一つの手掛かりを、信者たちがどのような不安を抱いて、さらにいかにしてその不安を解消しようとしているのか、を分析の主な対象にしようと考えた。つまり、現代の豊かな社会において、何が克服困難な不安であり、またどのような出会いから不安の解消が納得しうるものになるのか、という問題を中心に置こうとした。社会学の理論としては、ゴフマンなどが近年提唱した相互作用論が一つの手掛かりになるであろうし、アメリカ社会の分析にベラが用いたhabits of the heartなどの概念も非常に有効であろう。
以上の観点を取ることによって、われわれは調査表の作成をし、いくつかのパイロットサーベイを通して最終的な調査表を作成しつつある。今後行なう予定にしている本調査の結果は非常に期待できるものであると考える。

Report

(1 results)
  • 1988 Annual Research Report
  • Research Products

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  • [Publications] 大村英昭: 現代社会学. 別冊.

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      1988 Annual Research Report

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Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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