「史料」としての教育関係映画フィルムの整理、分析及び利用に関する基礎的研究
Project/Area Number |
63510132
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
阿部 彰 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (90054832)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 映画と文明 / 映画と人間形成 / 映画史料 / 教育映画 / 文化映画 / 記録映画 / 映像分析 |
Research Abstract |
本研究は、教育関係映画フィルム史料を文書史料と並ぶ教育研究上の基本素材として活用するための調査分析及び利用方法の開発を目的として前年度(昭和62年度)がら着手した課題を堀り下げ、その成果をふまえ、次年度以降に予定している隣接領域の関係者を交えた総合的研究へと発展させるための準備的性格をもつものとして企画、実施された。 本研究においては、関係映画フィルムの所在を確認し、その視聴を経て、主要な作品については忠実度の高い複製品を得て、内容の精査分析を行うことに調査研究の重点を置いた関係上、所要経費のほとんどが調査旅費及び著作権使用料を含めた複製品(フィルム、ビデオテープ)の購入経費で占められている。前年度(150万円)及び本年度(230万円)の研究費により、全国に散在する関係フィルム史料をほぼ把握することができ、最も重要度の高い作品群については、それらの複製品を研究素材として確保することができた。ことに、文書にくらべ格段に整備が立ち遅れている教育・文化・記録映画フィルムの所在状況を、内容の視聴をふまえてまとめ得たことは、特筆に価する成果であり、単に文化財としての当該フィルムの保存上の意義に止らず、今後の当該フィルムに関する研究分析の進歩上、不可欠の基礎資料となろう。 上記の成果をふまえて、当該研究の一層の深化と発展を期するためには人間形成論、コミュニケーション論、映像分析論、視覚行動論、映画文化論など、諸般の専門家を加えた共同研究体制を組み、関連諸課題に対処する必要がある。この観点から、次年度以降3年計画で、全国の関係者を網羅した総合研究への展開を計画している。
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Report
(1 results)
Research Products
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