Project/Area Number |
63540475
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
無機・錯塩・放射化学
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
曾根 興三 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (10021908)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 豊 お茶の水女子大学, 理学部, 助教授 (30021950)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | ソルバトクロミズム / キレート錯体 / 溶媒の極性 / 指示薬 |
Research Abstract |
1.2-ジピペラジノエタン、N-メチルおよびN、N[^<1]>-ジメチルジアザシクロヘプタンなどのジアミン類は、特異な立体構造を持つキレート配位子である。これらとβ-ジケトナートイオンとを含む銅(II)およびニッケル(II)混合キレート錯体を合成し、X線回折法、ESR、熱分析等の手段を用いてそれらの構造を確かめた。これらの錯体が種々の溶媒中で示す電子スペクトルの溶媒による変化(ソルバトクロミズム)は、この種の現象について研究代表者・分担者らが多年にわたって提唱して来たモデルによってよく説明され、これらの錯体は溶媒の極性(ドナー性・アクセプター性)を示す新しい指示薬として利用の価値あるものであることが認められた。 ジアミン配位子の代りにN、N^1、N^<11>-ペンタメチルジエチレントリアミンのようなトリアミン配位子を用いた錯体、あるいはトリアミン配位子とピリジン-2、6-ジカルボン酸を含む錯体の合成とスペクトル的研究も行った。これらの錯体は一般に比較的小さなソルバトクロミズムしか示さないが、変化の様子はやはり研究代表者・分担者らのモデルを拡張して説明することができ、モデルの傍証とすることができる。 全研究を通じ、科学研究費によって購入したダブルビーム分光光度計はよくその特性を発揮し、この種の研究における有用性を立証することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)