新しい型の遷移金属オキサイドクラスターの合成とその反応性
Project/Area Number |
63540498
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
無機・錯塩・放射化学
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Research Institution | Okazaki National Research Institutes |
Principal Investigator |
磯邉 清 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助教授 (70101285)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | オキサイドクラスター / 混合原子価多中心金属錯体 / ソフト-ハード混合金属錯体 / 多重キュバン型構造 / 共同効果 |
Research Abstract |
高原子価と低電子価の錯体では構造、反応性および物性に関して、著しい差を生ずる場合が多い。これらの両原子価状態の金属を同一分子内に含むような化合物は、それらが単独で存在するものにくらべて,異核混合原子価金属中心に基づく共同効果あるいは多様な機能を発現する可能性がある。その様な観点から、本研究で有機金属基と金属酸化物を同一分子内に含むオキサイドクラスターの合成に着手し、図1・、2に示すようにめずらしい三重、四重キュバン型構造をもつ〔MCp^*M'O_4┫_41┣D5〜┫、〔(MCp┣D1*┫D1)┣D24┫D2V┣D26┫D20┣D219┫D2〕2┣D5〜┫D5 (M=Rh,Ir,M'=Mo,W,Cp┣D1*┫D1=C┣D25┫D2Me┣D25┫D2)を得た。クラスター1┣D5〜┫D5はCH┣D22┫D2Cl┣D22┫D2中-1.6V付近に多電子移動にもとづくサイクリックボルタモクラムをあたえ、2┣D5〜┫D5では〜-0.75Vと〜-1.3Vに二段階の可逆な還元波が見られた。また水溶液中1┣D5〜┫D52┣D5〜┫D5はバルクの水の酸素原子と交換反応をおこし、しかも1┣D5〜┫D5では末端の酸素原子が、2┣D5〜┫D5ではブリッジの酸素原子が選択的に交換される。さらに1┣D5〜┫D5や2┣D5〜┫D5が1式に示したシクロヘキセンの特異な酸化反応を触媒し、反応条件を変えることによって生成物を選択的に得ることも出来る。 ZU KA
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)