Project/Area Number |
63550264
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
電子通信系統工学
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Research Institution | Institute of Space and Astronautical Science |
Principal Investigator |
三浦 公亮 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (40013635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市川 満 宇宙科学研究所, システム研究系, 助手 (40013677)
高野 忠 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助教授 (80179465)
林 友直 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (90013622)
酒巻 正守 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助手 (60013661)
名取 通弘 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助教授 (00013722)
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Project Period (FY) |
1988 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 宇宙構造物 / テンショトラス / アンテナ / 展開アンテナ / スペ-スVLBI / 衛星移動通信 / 規則的鏡面誤差 / 放射特性 / テンショントラス / スペースVLBI |
Research Abstract |
宇宙用大型展開アンテナとして、テンショントラス・アンテナの概念を提案した。 アンテナ展開形式について、機構モデルによる展開実験を行い性能を確認した。この形状の鏡面を用いたときのアンテナ開口面上の位相分布を計算により求めた。また、展開アンテナの放射特性についての解析をすすめ、実験との比較検討を行なった。 剛なトラスとの比較や、メンバの剛性、ゆるみなどに注目することによりテンショントラス・アンテナの鏡面形成について一つの考え方を示した。 メッシュ反射鏡面の構成、一次放射器との組合せについての評価などの検討を行った。 大型展開アンテナの電気特性(電波の放射特性)については、各種の展開形式により生じる差異についてケ-ススタディを行なった。放射特性の計算法を基本から見直し、従来のソリッドなアンテナの場合無視していたところの、電波の斜め反射による位相誤差が、大きな影響を持つことを解明した。この計算法によりパラメ-タを振った解析を行ない、反射鏡の折り畳み数とアンテナ利得・サイドロ-ブ等との関係を明らかにした。その結果、前記の計算法の正しさが証明され、周期的な位相誤差により高いグレ-テングロ-ブを生じることが示された。この不要放射がアンテナの使用法に与える影響について検討し、例えばスペ-スVLBIでは問題が無いことを示した。展開アンテナの重要要素であるメッシュ反射面についても、理論と実験から検討を開始した。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)