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レーダ雨量からみた降雨の時空間集中度特性について

Research Project

Project/Area Number 63560231
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 農業土木
Research InstitutionKochi University

Principal Investigator

松田 誠祐  高知大学, 農学部, 助教授 (30036735)

Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsレーダエコー / DA解析
Research Abstract

1.予定した昭和61・62・63年アメダスの各月最大日雨量程度以上の日雨量に対する室戸レーダのエコーデータを収集した。2.永瀬ダム流域の5測点の時間雨量データを収集し、降雨の原因別にレーダ雨量と地上観測雨量を比較した。レーダ雨量は地上2000〜5000のハード的に決まる目標体積の平均降水強度を観測しているので、地上雨量と直接には対応しないが、面的にすこし平行移動するとかなり相関が高くなる。いずれの降雨でも、降雨域の10mm/h程度までの範囲でみると、面的にも時間的にも比較的よい対応を示す。しかし一般に地上雨量が大きく観測されており、量的な対応はよくない。これにはレーダ位置と永瀬ダム流域の位置関係が影響していると考えられる。3.降雨の原因別レーダエコーの分布形態には明らかな特徴のあるものと分類できないものがあった。冬季のエコーにはあまり強いものはみられなかった。温帯低気圧のエコー分布は広域に広がっている。寒冷前線の前面に平行して幅の狭い強い帯状エコーがみられるものがあった。87年7月14〜15日の豪雨のエコーは、四国の地上部分で次々に発生し、長時間連続した。このような場合のエコーの予測は難しいい。地上を通過する場合、エコー全体は移動しても、強いエコー域の部分は地上の特定の位置に止まって見えることがある。そのような地域は雨が多い地域と一致する。4DA解析のための代表時間および面積は、瞬間的なエコーを対象にした場合、集中度係数が面積の変化によって変化する場合が多かったので、一義的に決められないが、後者は災害を発生する豪雨規模から2000km^2が目安となる。今後さらに検討する必要がある。格子雨量のみから近似したDA式の係数は、1回程度の反復計算でかなり適合性のよい係数となった。5.崖崩れ災害の発生した集中豪雨のエコーから計算した集中度係数K、nの分布は、LOG (K) =LOG (2.4) -LOG (2000) ・n以上の範囲となった。

Report

(1 results)
  • 1988 Final Research Report Summary
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 松田誠祐: 農業土木学会応用水文研究部会研究討論会資料水循環系と農業土木の係りあい. 39-52 (1988)

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      1988 Final Research Report Summary

URL: 

Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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