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膵ランゲルハンス島病変からみた糖尿病の成因に関する研究

Research Project

Project/Area Number 63570518
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 内分泌・代謝学
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

豊田 隆謙  東北大学, 医学 部, 教授 (40003628)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小野 利夫  東北大学, 医学部附属 病院, 医員
石塚 仁  東北大学, 医学部附属 病院, 助手 (50176202)
清水 文雄  東北大学, 歯学部, 助手 (10162710)
佐藤 譲  東北大学, 医学部附 属病院, 助手 (60125565)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsストレプトゾトシン、アミノグラニジン、NIDDMモデルラット
Research Abstract

生後3日目のウィスター雄性ラットに90mg/kgのStrepto zotocin (STZ) を腹腔内投与し、NIDDMモデルを作成した。5週後、 ブドウ糖2g/kgの経口負荷試験 (OGTT) により耐糖能の低下を確認、Ami noguanidine (AG) (25mg/kg) を連日腹腔内投与した。対照群 には同量の生理食塩水を投与した。6週後 (生後11週後) 、OGTT、膵潅流実験 、膵臓内インスリン含量、及び膵の免疫組織化学的検索を行なってAGの効果を検討 した。6週間のAG投与群と非投与群で体重の増加度に差はなかった。OGTTでは 両群間で空腹時血糖値には差が認められなかったが、ブドウ糖負荷後30分、60分 、90分、120分の血糖値は、AG投与群 (N=15) でそれぞれ19.7±8. 2、19.1±9.1、14.7±7.3、11.1±2.5mg/dl、対照群 ( N=8) でそれぞれ28.6±23.5、27.7±21.2、23.5±23.1 、18.9±26.1mg/dlとAG投与群でっは血糖値の改善が著明であった。 膵潅流実験では、8.3mMブドウ糖刺激でのインスリン分泌に両群間で差を認めら れなかったが、10mMのアルギニン刺激では、AG投与群で良好なインスリン分泌 反応を示した。両群の膵重量に差はなかったが、インスリン含量はAG投与群で12 .8±2.1μg、対照群で5.6±0.4μgとAG投与群に有意な高値を示した 。免疫組織化学検索では、ランゲルハウス氏島 (ラ氏島) の大きさが対照群では明ら かに小さくなっており、B細胞吸うもAG投与群に比し有意に減少していた。AG投 与により、STZにて惹起された糖尿病ラットの耐糖能が改善され、さらに膵内イン スリン含量、ラ氏島の大きさ、B細胞数に関しても、それらの悪化が防止されたと考 えられた。AGが直接作用するのかあるいは血糖値の改善を介して作用するのか判断 とはしないが、AG投与は膵臓ラ氏島破壊に防御的に働くものと考えられた。

Report

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  • 1988 Annual Research Report
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  • [Publications] 豊田隆謙: "糖尿病動物3" 医薬ジャーナル社, (1989)

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Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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