Project/Area Number |
63570802
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
野田 起一郎 近畿大学, 医学部, 教授 (60088531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 正典 近畿大学, 医学部, 助教授 (50113147)
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Project Period (FY) |
1988 – 1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1988: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 卵巣癌 / DNA ploidy / フロ-サィトメトリ- / 化学療法 / 予後 / flow cytometry / cancer / chemotherapy / radiation |
Research Abstract |
当科で治療を行った原発性卵巣症例101例について、病理組織診のために作成されたパラフィン包埋ブロックを用い、Flow Cytometryにより、核DNA histogramを作成し、組織型、組織分化度、臨床進行期、予後、化学療法に対するresponseとploidyとの関連について検討を行った。その結果(1)組織型とPloidyとの関連についてみると、aneuploid症例の頻度はムチン性嚢胞腺癌(35%)、類内膜癌(43%)に比し、類中腎癌(67%)、漿液性嚢胞腺癌(65%)において高い傾向を示した。(2)漿液性嚢胞腺癌52例について組織分化度とPloidyとの関連についてみると、高分化型でのaneuploed症例の頻度は76%と高い傾向にあり、中等度分化型、低分化型ではいずれも58%であった。(3)漿液性嚢胞腺癌における臨床進行期とPloidyとの関連についてみると、aneuploid症例の頻度はI期89%、II期61%、III期61%IV期64%と一定の傾向は認められなかった。(4)症例数の最も多いIII期症例28例について、diploid症例(11例)とaneuploid症例(17例)をKaplan-Meier法により、生存率を比較すると、両群ともほぼ同様の傾向を示し、両群間の生存率には差は認められなかった。(5)漿液性嚢胞腺癌III、IV期症例においてCisplatinを中心とした化学療法を行った29症例について、化学療法に対するresponseとPloidyとの関連についてみると、aneuploid症例の頻度はCR症例(29%)、PR症例(50%)の奏効例では41%(7/17)であったのに対し、NC症例(83%)、PD症例(67%)の非奏効例においては75%(9/12)と高頻度にaneuploid症例が認められた。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)