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チタンおよびチタン合金の研削能率の向上に関する研究

Research Project

Project/Area Number 63570911
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

宮川 修  新潟大学, 歯学部, 助教授 (40018429)

Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords難削性金属 / チタン / 研削能率 / 損耗 / ビトリファイド / オキシクロライド / アルミナ / カーボランダム
Research Abstract

GC砥粒をビトリファイドで結合した市販および試作のホィール10種類と、C砥粒をオキシクロライドで結合した内外産ホィール各1種について、定荷重のもとで被害削材に送りを与えながら研削する試験装置を用いて、純チタンに対する研削性能を評価した。A、RA、およびWA砥粒の市販ビトリファイド系ホィール4種類についても同様に評価した。得られた結果は以下の通りである。
1.いずれのホィールでも、被削材に送りを与えながら研削することが大切である。
2.カーボランダムホィールでは、ホィールの周速度が大きいほど、また研削荷重が大きいほど、一定時間の総研削量は大きくなるが、それにともなってホィールの損耗も激しい。損耗を考慮した研削比は、周速度にあまり影響されないが、荷重が50、100、150gに増大すると4-5から約1.2に著しく低下する。
3.オキシクロライド系C砥粒ホィールは、速い周速度と大きな荷重のもとで総研削量はGC砥粒のホィールのそれより大きくなるが、どの研削条件でも研削比は改善されない。
4.したがってカーボランタムホィールの場合、短時間で削除量をかせぐには周速度と荷重をできるだけ大きくし、ホィールの消耗を押さえたければ荷重を小さくする必要がある。
5.アルミナホィールでは、700m/min程度の周速度にして大きな荷重で研削すると良い。周速度がこれより大きくても小さくても、研削初期に少し削れるだけである。周速度が大きいと、AlとTiの反応のために、砥粒は著しく摩滅し、被削材の研削面は短時間で黄赤色を経て黒青色に変わる。切れ味の良い研削条件でも、アルミナホィールの総研削量と損耗はカーボランダムホィールのそれらの比べると微々たるものである。
6.アルミナ砥粒間で比較すると、研削初期の性能にあまり差はないが、RAとWA砥粒は性能の持続性でA砥粒に優る。また、結合度の大きい硬めのホィールが適している。

Report

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  • [Publications] 宮川修 他: 歯科材料・器械. 8. (1989)

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Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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