• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

不正歯列にかかる咬合応力分布の動態解析

Research Project

Project/Area Number 63570956
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 小児・社会系歯学
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

相馬 邦道  東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (10014200)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 府川 俊彦  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (60181244)
黒木 健広  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (90153402)
三浦 不二夫  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (90013789)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords咬合応力分布 / 歯列弓形態 / 三次元有限要素法
Research Abstract

咬合応力が歯列弓上にどの様に分布しているかを解明することは、歯学において最も基本的な課題である。この課題に対して、生体で計測した報告は過去にいくつか見られるが、咬合応力分布とそれに影響を及ぼす歯列弓形態の変異との関連性を系統的に力学的な観点より解析した報告は、未だなされていないのが現状である。そこで、本研究組織は、の昭和62年度科学研究費補助による"顎位の差異が咬合応力分布に及ぼす影響"(一般研究C、62571054)の研究成果を基にして。咬みしめ時に下顎歯列弓上に生ずる応力分布を、様々な歯列弓形態変異に対応させて力学的に解析し、さらに、その解析結果より、歯列弓形態の系統的な力学的解釈を試みた。
解析方法として、歯列弓上における咬合応力分布を検討するため、まず、上下顎の歯列弓に挟まれた食塊を想定したバイトブロックおよびそれに固着させた下顎骨を有限要素モデルとして設定した。つぎに、そのバイトブロックモデルの上端面及び両側の下顎頭を拘束し、咀嚼筋筋力に相当する荷重を加え、バイトブロックモデルに生ずる応力分布を三次元有限要素法を用いて解析した。また、歯列弓形態の変異に対して、系統的な条件づけを行い、解析を行った。
解析結果として、歯列弓上のバイトブロックモデルにおける圧縮応力や剪断応力の分析様相が明示され、歯列弓携帯と応力分布との関連性を明瞭に把握することができた。さらに、このような系統的な解析結果から、歯列弓の形態形成を解明する糸口が得られた。
なお、本研究結果は、日本矯正歯科学会雑誌(第47巻、1988)に誌上発表した。また、昭和63年12月3日、第36回JADR総会(広島市)において口頭発表し、さらに、平成元年5月25日、第28回日本ME学会大会(大阪市)においても口頭および誌上発表予定である。

Report

(1 results)
  • 1988 Annual Research Report

Research Products

(2 results)

All Other

All Publications

  • [Publications] 石田哲也: 日本矯正歯科学会雑誌. 47. 767-779 (1988)

    • Related Report
      1988 Annual Research Report
  • [Publications] 相馬邦道: 医用電子と生体工学. 27. (1989)

    • Related Report
      1988 Annual Research Report

URL: 

Published: 1988-03-31   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi