並列的認知情報処理機構に基づく二次元パターンの推論と構成方式
Project/Area Number |
63580016
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Informatics
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
安西 祐一郎 慶応義塾大学, 理工学部電気工学科, 教授 (40051875)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | パターン認識 / パターン生成 / パターン推論 / 制約表現 / 制約論理プログラミング |
Research Abstract |
人間の認知情報処理機構に基づく二次元パターンの推論、および二次元パターンの生成を行うアルゴリズムを開発することを目的として、次の研究を行った:(1)パターンの制約表現、(2)パターンの生成アルゴリズム、(3)多角形パターンの認識アルゴリズム。まず、(1)では、対象間関係を表わす述語表現に対して、対応するパターン表現が一意に定まらないことに着目し、一つの述語表現に対するパターン表現を制約集合で定義する方法を開発した。この方法を用いれば、制約論理プログラミングの技法を用いることによって、パターンの推論を効率よく行えることがわかった。次に、(2)では、(1)で行った制約表現によるパターン推論法を利用して、大域変数の管理と線形制約式の計算手続きを持つ拡張された論理型言語によって、パターン生成アルゴリズムのプログラムを開発し、計算機上に実装した。さらに、(3)では、多角形パターンに含まれた部分多角形を、数え上げ的に検索、抽出するアルゴリズムを開発し、計算機上に実装した。以上に述べた成果(1)〜(3)は、仮説生成推論とパターン情報処理に基づく問題解決システムの核部分として組み込まれている。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)