Project/Area Number |
63580017
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Informatics
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
栃内 香次 北海道大学, 工学部, 教授 (50001178)
|
Project Period (FY) |
1988
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
|
Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
|
Keywords | 2.市販の単音節音声認識装置を用いて特定話者による認識実験を行い、入力単音節と認識結果文字との関連を求め、これを登録した音声認識用辞書を作成した。 / 3.本補助金で購入したワークステーション上に、以下に示すような音声認識結果からの原文復元実験システムを構築した。 / (1)単音節認識装置から得られる認識結果に対し、音声認識用辞書を用いて入力文字候補を求める。文字候補は一般に複数個となる。 / (2)上記文字候補の組合せによって得られる多数の単語候補について、最初にキーワード辞書を用いてキーワードを求めて固定し、ついで残余の部分について単語辞書その他の辞書を用いて最も確度の高い単語を選択し、文章を合成する。以上の過程により、相当数の誤りを含む音声認識結果から正しい原文が復元される。 / 4.上記実験システムを用いて実際の文献について入力実験を行い、単音節認識率と復元処理後の最終認識率の関係を求めた。その結果、前者が各々70,80,90%のとき後者は各々85,90,96%に達することが確かめられ、本方式の有効性実用性を確認することができた。 / 5.今後、復元処理の高速化と、連続音声認識方式への発展を考えてゆく予定である。 / キーワード / 音声認識結果からの原文復元 / 単音節音声認識 / 音声認識用辞書 / 単語辞書連続音声認識方式 |