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走運動における関節トルクと関節パワーの分析

Research Project

Project/Area Number 63580107
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionOsaka University of Health and Sport Sciences

Principal Investigator

金子 公宥  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (00067232)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 淵本 隆文  大阪体育大学, 体育学部, 講師 (90133537)
伊藤 章  大阪体育大学, 体育学部, 助教授 (80067248)
豊岡 示朗  大阪体育大学, 体育学部, 助教授 (30067243)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords走 / 関節トルク / 関節パワー / 筋電図
Research Abstract

〈目的〉疾走運動については、これまで出入力エネルギーや動作に関する研究が多くなされてきたが、本研究では、キック力と写真分析を通して疾走における下肢諸関節回りのトルク、パワー、仕事を測定するとともに、筋電図を記録、分析することによって関節トルクや関節パワーがどのような筋活動に関係したものであるかを考察した。
〈実験方法〉大学男子陸上競技部の短距離選手5名と長距離選手5名に全力疾走を2回ずつ行わせ、その時の走フォームを16mm高速度カメラで撮影(100fps)すると同時に、地面に埋没した圧力盤でキック力を測定した。両種目1名ずつについては、下肢7筋の筋電図を導出し記録した。
〈データ処理〉フィルム分析により、身体座標を読み取るとともに、地面反力をデジタル化して、腰、膝、足関節のトルク、パワーを算出した。
〈結果と考察〉1.股関節回り:キック直後のと局面では屈曲方向のトルクが発生したが、これは大腿直筋の働きによるものと考えられた。リカバリー期後半の負のトルクは大殿筋と大腿二頭筋が大腿を後方へ振り戻す為に働いたと考えられる。
2.膝関節回り:リカバリー中間の膝を伸展する局面では膝関節トルクが全く見られず、いずれの筋活動も認められないことから、この膝関節の伸展は大腿のスイングによつて他動的になされたと解される。リカバリー後半では膝伸展にも拘わらず屈曲方向のトルクが発生した。従ってこのトルクは大腿二頭筋が膝伸展に対してブレーキの働きをしたことを意味する。
3.足関節回り:着地期にみられた負のトルクは、腓腹筋とヒラメ筋の活動によって着地前半では受動的足背屈により衝撃吸収を、後半では積極的な足底屈により推進力を生み出しているものと考えられた。

Report

(1 results)
  • 1988 Annual Research Report
  • Research Products

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  • [Publications] 淵本 隆文: 大阪体育大学紀要. 20. (1989)

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Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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