血小板由来の新しい増殖因子HGFの遺伝子クローニングと構造解析
Project/Area Number |
63580155
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
代謝生物化学
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中村 敏一 九州大学, 理学部, 教授 (00049397)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 肝細胞増殖因子 / HGF cDNA / 一次構造 / 初代培養肝細胞 / 肝再生 |
Research Abstract |
HGFのN末端27残基を基にIong probe及びshortprobeのオリゴヌクレオチドを合成した。これらのプローブを使ってmegakaryocytesのcDNAIibraryからHGFcDNAを、他方、ラットgenomic IibraryからHGFgeneをcloningすることを試みた。いずれのIibraryからもpositiveらしきクローンが数個得られ、そのインサートの塩基配列を決定したが、いずれもpseudo cloneであった。 他方、HGF活性がCCI_4誘発させた肝炎ラットの血清ならびに肝炎組織中に検出され、その活性レベルが肝炎の重症度とよく平行することを明らかにした。そこで、CCI_4誘導ラット肝炎組織からpoly(A)RNAを調製し、これからλgt10にIibraryを作製した。上記オリゴヌクレオチドプローブを使い、肝炎組織IibraryからHGF cDNAのscreeningを行ったところ、Iong及びshort probeともにpositiveなクローンが2個得られた。この強くpositiveになるクローンのインサートのDNA塩素配列を決定したところ、HGF cDNAの一部であることが明らかになった。現在、このHGF cDNAを用いfull size cDNAのクローニングとともにヒトgenomic libraryからヒトHGF geneのクローニングを行っている。
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Report
(1 results)
Research Products
(32 results)