Project/Area Number |
63602022
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
村上 昭彦 東京工大学, 工学部, 教授 (20015043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野池 達也 東北大学, 工学部, 教授 (90005398)
茅原 一之 明治大学, 工学部, 助教授 (80111566)
平田 彰 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00063610)
須藤 隆一 国立公害研究所, 技術部, 部長 (70109916)
今井 弘 北海道大学, 工学部, 助教授 (70001211)
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Project Period (FY) |
1987 – 1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥17,500,000 (Direct Cost: ¥17,500,000)
Fiscal Year 1988: ¥17,500,000 (Direct Cost: ¥17,500,000)
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Keywords | 生活雑排水 / 小規模分散型排水処理 / 回分式活性汚泥法 / 水路浄化法 / 水生植物 / 土壌浄化法 / 嫌気3床法 / 回転円板法 |
Research Abstract |
低密度分散型居住空間から排出される生活排水に由来する水域の汚濁および水資源の質的低下に対応するため、小規模集落から排出される生排水を閉鎖型処理技術(回分式活性汚泥法、回転円板法、嫌気3床法、嫌気/好気3床法)、ならびに自然生態系を利用した開放型処理技術(水路、水生植物、池沼、土壌浄化法)の組み合わせにより、地域全体を対象としてその水利用形態ならびに自然環境に適合する総合的な小規模分散型排水処理システムの選定基準を確立することを目的として、各処理方式のプロセス工学的特性の基礎的な検討を行った。実験室研究では様々な分散型排水処理方式を相互に比較検討することを可能にするため研究分担者が運転操作、人工排水などの条件を可能な限り統一した。回分式活性汚泥法では排水中の脱リンに及ぼす種々のイオンの影響を明らかにした。嫌気/好気3床法では平均滞留時間と流量負荷動とが嫌気好気の各過程の処理特性に及ぼす影響ならびに処理水の循環比による脱室特性への影響を明らかにした。嫌気3床法では3材の充填密度、充填法が処理効果に及ぼす影響を検討した。さらに、茨城県八郷町の小規模集落に共同実験場を建設し、実際の生活雑排水を用いて各種処理法を比較検討した。ここで、回転円板法はパイロットプラントの運転を行ない負荷変動条件下での処理特性を検討した。水路浄化法では、生活雑排水の排除のための開水路で、汚泥の推積量とその好気分解速度、有機物収支を求め、生活雑排水の浮遊物質が浄化能に与える影響を明からにした。水生植物では、現地のアシ原における有機物、窒素、リン収支を求めるとともに、アシを植えたモデル実験槽に種々の負荷量を与え、アシの浄化能を測定した。土壌浄化化法では、物質収支が明らかとなる実規模のトレンチを作成し、窒素、リン等の挙動に関する数理モデルを用いて解析を進めた。
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Report
(1 results)
Research Products
(17 results)