Project/Area Number |
63612006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
土田 英俊 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063461)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井口 洋夫 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 所長 (00100826)
吉田 善一 京都大学, 工学部, 教授 (60025814)
千田 貢 京都大学, 農学部, 教授 (90026419)
栗村 芳實 茨城大学, 理学部, 教授 (80007707)
戸嶋 直樹 東京大学, 工学部, 助教授 (50011010)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥12,000,000 (Direct Cost: ¥12,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥12,000,000 (Direct Cost: ¥12,000,000)
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Keywords | 高分子錯体 / 動的相互作用 / 電子過程 / 弱い配位系 / 多重相互作用 / 多電子移動 / 連続ポテンシャル場 |
Research Abstract |
本総括班は、「高分子錯体」に属する各研究グループの中心となって、3年間にわたる研究計画の遂行を十分に徹底するとともに、研究計画の立案、調整、研究連絡、研究成果のとりまとめおよび関連研究分野との連携などを行い、本重点領域研究の効率よい展開を計った。第2年次として、強力な全体研究計画のもと研究の質的な絞り込みを指導するとともに、班員間の共同研究の推進に力点を置き、具体的に次を実施した。 (1)班長および総括班会議を延べ10回実施して、研究計画の立案、研究組織の編成、研究の円滑な推進、各組織間の調整ならびに研究成果のとりまとめを行った。成果は全208頁の63年度の報告書としてまとめた。 (2)研究方針の的確な理解、成果報告と意見交換のため、3回の全体会議を実施した。また2回の合同班会議およびワークショップ・研究会を合宿形式で実施し、班員間の相互理解と共同・研究発足を促した。 (3)本研究の内容を広く公開するため公開シンポジウムを2回(63年6月20・21日、12月2・3日)開催。いずれも多数の参加者を得、本研究の成果の公表と関連領域への波及に実を挙げることができた。 (4)高分子錯体に関する国内外の情報を集積し、広報と意見交換を進めるために「高分子錯体ニュース」を年4回(20〜40頁、各200部)発行した。 (5)本研究の効率よい運営と発展を期するため研究協力者を置き、本研究活動への助言や実際的な協力を得た。特に海外研究協力者3名を短期間集中して招聘し、第5回公開シンポジウムでの講演と討論を依頼、さらに滞在期間中に関連の全班員との密度の高い接触により、研究推進においても多大の成果を挙げた。 平成元年度も同様に上記5項目と、研究成果の成書としてのとりまとめを計画している。
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