イスラーム都市における民衆組織と民衆運動に関する研究
Project/Area Number |
63625009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
清水 宏祐 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50114799)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 佳世子 東京大学, 東洋文化研究所, 助手 (30208615)
小松 久男 東海大学, 文学部, 助教授 (30138622)
梅村 坦 立正大学, 教養大部, 助教授 (90124289)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | イスラーム / 都市 / 民衆組織 / 民衆運動 |
Research Abstract |
イスラーム都市を、そこに住む民衆の組織と行動の面から究明しようとする計画は、下記のようなプログラムで実行された。 1.都市の街区についての比較研究。個別研究とは別に、12月に米子市にて、重点領域研究D・E・F班と合同研究会を実施した。本研究組織からは、林佳世子がイステンブルのマハッレについて報告し、他のイスラーム都市の例との比較を行なった。 2.研究協力者として、真田安(埼玉県立大宮武蔵野高校教諭・カシュガリアオアシス都市史)、設楽國廣(都立千歳高校教諭・トルコ近代史)両氏の協力を得て、トルコ系諸民族と都市との関係を研究した。9月には、真田安氏が「中国共産党解放期の調査報告からみたカシュガリアの都市像」を発表した。 3.民衆組織の研究。清水宏祐が10月に「イラン史における任侠集団」を発表。 4.中央アジアの都市構造の研究。小松久男が10月に、「Bukhra in He Central Asian Perspective:group Identity in 1910-1928」を発表した。 以上の内容は、全て、重点領域研究「イスラムの都市性」の『研究報告』として刊行済み、または近日刊行予定である。 5.イスラム文献のデータベース作成。民衆運動関係文献のうち、本年度はアラビア語文献データを約2千点入力した。アラビア文字の表示・印刷可能な入力方法を採用したことにより参照が容易になった。 6.都市の街区図作成のための基礎研究。現地調査による画像資料をもとに文献史料との比較研究を行なった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)