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運動機能障害児のための視覚誘発脳波を用いたコミュニケーションシステム

Research Project

Project/Area Number 63626509
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

大照 完  早稲田大学, 理工学部, 教授 (00063165)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松島 俊明  早稲田大学, 理工学部, 助手 (30190458)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1988: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywordsコミュニケーションエイド / 視覚誘発脳波 / 注視点検出
Research Abstract

本研究は、障害児のコミュニケーションエイドのため、視覚誘発脳波を用いた注視点検出システムの開発とその応用を目的としている。このシステムは、CRT上に表示された複数の文字等の入力候補のうち、利用者がどれを見ているかを判定し、その文字をコンピュータに自動入力し、文字または音声によって出力するもので、単に凝視するだけで、意図した文字をコンピュータを介して伝達することができる。
注視点検出に使う視覚誘発波についてS/N比と再現性を改善するためカラーCRTを用いて、刺激パターンの色、大きさについて検討した。このシステムにおいては、比較的赤色による刺激が、パワー・再現性の良好な脳波を誘発し、パターンの大きさは約10cm^2程でよいことが判った。また電極の位置・状態が視覚誘発脳波に大きく影響を与えることも判った。刺激装置にCRTを使用するため、画面走査による刺激時間のずれが問題となるが、そのずれの分だけシフトしてデータを切り出すことによって除去した。15区画からの選択では、所用時間約20秒で約8〜9割の正答率を得ている。また被験者によっては31区画からの選択で約8割の正答率を得た。
日本語の50音を全てDRT上にならべ、1音ずつコミュニケーションすることは現在のシステムでは検出速度、他区画の影響等による精度の劣化の点で問題がある。しかし簡単な会話などの場合には、シンボルを用いることによって、CRT上の区画数を減らし、また入力回数も減らすことができ、このシステムで効率のよいコミュニケーションが行える。本システムでは、プリスシンボルを使用し、自動的に必要な助詞(状況を設定することによって名詞等)を補う。
本研究では、多量のソフトウェアの高速アクセスのためにハードディスクを使い、多量のデータはフロッピーディスクに保存し解析した。

Report

(1 results)
  • 1988 Annual Research Report
  • Research Products

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 渡辺 浩: 第14回感覚代行シンポジウム. 49-51 (1988)

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      1988 Annual Research Report

URL: 

Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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