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┣D137×┣D220┫D2Ca17ベータ崩壊と┣D137×┣D217┫D2Cl20による太陽ニュートリノ捕獲

Research Project

Project/Area Number 63629503
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

永井 泰樹  東京工業大学, 理学部, 教授 (80028240)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鳥山 保  東京工業大学, 理学部, 助手 (40016176)
Project Period (FY) 1988
Project Status Completed (Fiscal Year 1988)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1988: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Keywords太陽ニュートリノ / ベータ崩壊強度 / 標準太陽模型 / 荷電対称性 / 殻模型 / 気体充填型質量分析器
Research Abstract

本研究の目的は、
1.太陽ニュートリノの^<37>Clによる捕獲反応断面積を鏡映核^<37>Caの^<37>Kへのベータ崩壊強度から求め、
2.太陽ニュートリノ数を正しく評価し、標準太陽模型との比較を行う。
点にある。ここでは、核力の荷電対称性を利用している。
従来この反応断面積は、^<37>Caのベータ崩壊および、^<37>Cl(p,n)^<37>Ar反応により求められている。しかし、これら2つの結果には次の問題点がある。
1.反応断面積の情報を与えるガモフテラー遷移強度分布が両実験で大きく異なる。
2.原子核の殻模型に基づくガモフテラー強度分布の計算値と両実験の結果がそれぞれ不一致である。
これらの問題点を明確にするため、本研究では、特に^<37>Caベータ崩壊後放出される遅延陽子とγ線のコインシデンス実験を企画した。
実験は、東大核研のサイクロトンを用いて次の様に行った。
1.先ず、^<40>Caとパルス化された60MeV ^3Heの原子核反応により生じたアイソトープを気体充填型質量分析器で検出器部に収束させた。
2.上記反応生成物の^<38>Kは検出することができた。しかし、┣D137Caは確認できなかった。その原因として、反応断面積が小さい(〜1mbarnと予想される)こと、標的から放出された中性子等がバックグラウンドを増やしたことが考えられる。これらのバックグラウンドを除去するためいくつかの試みをしたが、根本的解決には至らなかった。そのため製作中のHeジェット系を用いて次の様な実験を行うことを考えている。
今後の研究計画:
1.バックグラウンドを大幅に減らすため、生成された^<37>Caアイソトープを、Heジェットにより、よくシールドされた測定室に輸送する。
2.捕集膜上に集められた^<37>Caから放出される陽子を極薄のSi検出器で検出する。そしてγ線は高効率のNal(TI)で検出する。
3.この陽子-γ線同時計測で予想される計測率は2c/sであり、当初の目標は十分達成きると考えている。

Report

(1 results)
  • 1988 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] T.Nomura: Nuclear Instruments and Methods. A269. 23-28 (1988)

    • Related Report
      1988 Annual Research Report

URL: 

Published: 1988-04-01   Modified: 2016-04-21  

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