コンピュータアニメーション画像による高次コミュニケーションに関する研究
Project/Area Number |
63633506
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
安居院 猛 東京工業大学, 工学部・像情報工学研究施設, 教授 (70016450)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1988: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 医用画像生成 / フラクタル画像 / 車両の認識 / 図形抽出 |
Research Abstract |
本研究の目的は、コンピュータアニメーションを用いることによって、人間と機械・計算機、人間と人間の間の知的情報通信を実現することである。本年度の研究では、人間と機械・計算機のコミュニケーションに関する研究を行った。研究実績を、研究項目ごとに列挙する。 1.動画像の作成とその効果に関する検討 1-1 医用動画像作成システム 心臓などの臓器および有機物分子の動画像を作成する機能と、限られた枚数の顕微鏡写真から滑らかな動画像を作成する機能などを持つ動画像作成システムを試作した。 1-2 自然物体の動画像作成システム 山岳形状、樹木、布状物体、炎、糸状物体などの自然物体の動画像を作成するシステムを試作した。本システムによって作成した画像と、実際の自然物体を比較し、より効果的な表現手法について検討した。 2.動きの認識に関する研究 2-1 道路上の車両の運動を認識するシステム 自動航法システムへの応用を考慮し、2台または1台のビデオカメラを使って車両の運動を認識するシステムを試作した。本システムは、2台のビデオカメラを使って注目車両までの距離を求める機能と、1台のビデオカメラを使って歩道から見た車両の運動を認識する機能を持つ。 2-2 平面図形の運動を認識するシステム 重なり合いながら平面上を運動する平面図形を認識するシステムを試作した。本システムでは、画像から一定形状の平面図形を抽出する手法をもとに、連続した画像中の図形どうしの対応付けを行うことによって運動を認識できる。 上記の研究実績から、本研究の目的は達成されたと考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)