Transposonを利用した神経伝達に関与する遺伝子の単離と機能解明
Project/Area Number |
63638508
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
細野 隆次 金沢大学, 医学部, 講師 (40019617)
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Project Period (FY) |
1988
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1988)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1988: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | アセチルコリン / トランスポゾンタッギング / C.elegans / コリン作動性ニューロン / シナプス終末 / トリクロルフォン抵抗性変異体 / cDNA / 塩基配列 |
Research Abstract |
神経細胞終末での神経伝達物の合成、蓄積、放出の制御機構解明を目的として次の成果を得た。 1.C.elegans choline作動ニューロンでのacetylcholineの挙動に関与する遺伝子同定法を確立し、14遺伝子を見出した。 2.これらの遺伝子の1部は変異によってacetylcholineが異常に蓄積することを発見した。 3.こうした遺伝子を単離するため、目的とする遺伝子にtransposonを導入する方法を確立し、この方法で6遺伝子にtransposonを導入することができた。 4.transposon Tc1を利用した遺伝子クローニングを行ない、1遺伝子をクローニングした。 5.当該遺伝子のcDNAを得た。 6.Genomic DNAの1部及びcDNAの全塩基配列を決定した。 現在、塩基配列から推定されるアミノ酸を決定し、大型電子計算機によるhomologyの検索を行なっている。また合成ペプチドの作成、発現ベクターへ組み込んだ融合タンパクの精製を準備している。将来これらを用いて抗体を作成し、遺伝子が発現される神経細胞を同定したい。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)