Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 和子 大阪女子短期大学, 助教授 (80149559)
牧里 毎治 大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (40113344)
齋藤 洋典 (齊藤 洋典) 名古屋大学, 教養学部, 助教授 (40178504)
野沢 正子 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (70071214)
大貝 茂 北九州市立総合療育センター, 言語訓練係長
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Budget Amount *help |
¥12,750,000 (Direct Cost: ¥12,750,000)
Fiscal Year 1990: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 1989: ¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
Fiscal Year 1988: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥4,550,000)
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Research Abstract |
平成2年度研究実績は以上の通りである。 1.ダウン症児の早期療育に関する調査研究に関して 本年度をもって終了した。結果については,「障害児療育関係学会」にて発表するとともに,研究成果として,「ダウン症児の保育」,「ダウン症児の教育」,「ダウン症児の社会生活」として,同朋舎より出版予定である。この三部作は,執筆者44名,原稿枚数1500枚の大版で,原著原稿を用い現在編集作業に入っているので,本年9月頃には発刊の運びとなる。この他,北九州市総合療育センタ-での,ダウン症児のおもちゃライブラリ-に関する小冊子を発刊した。 2.療育プログラムの開発に関して (1)運用実験については,最終的に実用化の見通しを持つにいたった。現在までの段階では,ダウン症児の早期療育に関するコンピュ-タ-エキスパ-トシステムとしては唯一のものである。プロトタイプとしてはほぼ完成した。以後は,症例を重ねる事で,より実用性が増して行くものと考える。 (2)学会発表に関しては,平成2年4月15日 第63回日本整形外科学会学術集会において,シンポジストとして,ダウン症児の療育に関して報告。また,平成2年6月29日 第26回日本リハビリテ-ション医学会にて,「ダウン病児の感覚運動発達の特徴ークラスタ-分析による考察ー」として,成果を公表した。 3.運用の開始に関して 運用のための機器の整備および附随せる記録用紙,マニュアル等の一部に変更があったため鋭意訂正中であるが,3か月〜6か月の幅の中で実際にシステムの運用可能になる。ついては成果発表会等の費用を別途申請したい。
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