マイクロCT画像による組織学的診断技術の確立
Publicly Offered Research
Project Area | Multidisciplinary computational anatomy and its application to highly intelligent diagnosis and therapy |
Project/Area Number |
15H01116
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
中村 彰太 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (20612849)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2016: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2015: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 解剖学 / 呼吸器外科学 / 病理学 / 癌 / 細胞・組織 / マイクロマシン / 放射線 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、肺癌における組織学的診断のための「マイクロCT画像による組織学的診断技術の確立」とその臨床的評価および応用の実現である。これを遂行するために2つの研究フェーズを設定し、平成27年度は従来の方法で作成された組織標本とマイクロCTで得られる画像データと比較することを主なフェーズとした。切除肺をマイクロCTでの撮像に適した固定方法を発見した。マイクロCTの至適撮像条件を発見した。撮像されたマイクロCT画像による組織学的診断を施行し、肺結節内部や肺胞間質内部の描出は未到達だが、肺胞間質が厚く描出され、癌に特徴的な画像所見を得ることができた。平成28年度では切除肺を伸展固定させた標本をマイクロCTで撮像した画像について、肺癌手術前に撮像した従来の臨床CT画像と解剖学的位置を対応させ記録した。また、撮像した検体を病理組織診断用標本にもどして一検体につき100枚程度のHEプレパラートにし、3D化してマイクロCT-HRCT-病理組織画像といった同一症例の同一検体による異なる装置による画像データの位置一致を試み、これを3例に施行できた。また、マイクロCT画像上、lepidic growthしている部分を自動で認識させて3D画像的に腫瘍範囲を描出可能となった。これにより肺癌の正確な存在診断がマイクロCT画像上で可能となり、将来的にマイクロCTが生体応用される際の準備研究として成果ができたと考えている。当初の目標だったマイクロCT画像による肺胞間質内部の描出や肺結節内部の描出は施行しえなかった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)