ウイルス感染における蛋白質の品質管理制御とそれに基づく広域阻害剤の薬効評価
Publicly Offered Research
Project Area | Nascent-chain Biology |
Project/Area Number |
15H01530
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
川口 寧 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60292984)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥14,950,000 (Direct Cost: ¥11,500,000、Indirect Cost: ¥3,450,000)
Fiscal Year 2016: ¥7,410,000 (Direct Cost: ¥5,700,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
Fiscal Year 2015: ¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
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Keywords | ウイルス / 新規遺伝子産物 / 病原性因子 / 品質管理システム / シャペロン / 阻害剤 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、単純へルペスウイルス(HSV)をモデルとし、ウイルス感染におけるタンパク質の品質管理機構に焦点を当てる。具体的には、分子シャペロンによる品質管理機構に加えて、現在、急速に解明されつつある新生鎖が司る品質管理機構にも注目し、HSV感染におけるそれらの詳細な分子機序を解明し、広域スペクトル抗ウイルス剤の開発基盤を構築することを目的とする。また、新規に感染細胞における新規合成蛋白質を高感度かつ網羅的にスクリーニングする系を導入し、HSV感染現象における翻訳プロセスを網羅的に解析することで、新たな側面からウイルス病態発現機構を解明することも本研究の目的である。本年度は、BONCATを行い、HSV感染細胞における新生ウイルス蛋白質および宿主蛋白質のデーターベースを構築することに成功した。さらに、新生ウイルス蛋白質のデーターベースを独自に作成したHSV ORFデーターベースと照合することにより、HSVの新しい遺伝子産物を複数発見した。その中の1つに関して詳細の解析を行った結果、当該ウイルス因子は、新しいHSVの病原性因子であることが明らかになった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)