精密に分子集積した表面上での特異な触媒反応場の創製
Publicly Offered Research
Project Area | Precise Formation of a Catalyst Having a Specified Field for Use in Extremely Difficult Substrate Conversion Reactions |
Project/Area Number |
16H01041
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
原 賢二 東京工科大学, 工学部, 教授 (10333593)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
|
Budget Amount *help |
¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2016: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
|
Keywords | 触媒 / 金属錯体 / メソ細孔 / PMO / 金表面 / 単分子層 / 触媒・化学プロセス / 合成化学 / メソポーラス担体 / 細孔 |
Outline of Annual Research Achievements |
入手容易な原料利用、枯渇性資源非依存型の物質変換反応、環境負荷軽減等の高難度有機合成反応の開発が希求される現在、触媒化学が果たすべき役割は大きく、従来の学問分野の枠組みを超えた新しい触媒設計の概念が必要であろう。本研究では、触媒調製の新しいアプローチとして、金属錯体を規整表面上に精密かつ自在に集積することによって特異な触媒反応場を構築する手法を開発する。 本年度は、配位性の有機物を構成ユニットするメソポーラス有機シリカ(PMO)の細孔表面に種々の金属錯体を固定化し、特異な触媒機能の探索を行い、前年度の鉄に加えて、本年度は、銅、亜鉛、ニッケル、パラジウムなど多様な金属の固定化を行い、新規触媒機能の開拓を行った。また、領域内の研究者との共同研究を積極的に進めた。 さらに本研究では、金属表面上における分子活性化機能を有するユニットの集積による新規な触媒機能の実現 、金属表面上に形成させる高密度な金属錯体の単分子層において触媒活性中心の近接集積の効果による新規な触媒機能の発現を達成することを目指した。この目的のために高密度な金属錯体単分子層を利用することから、各触媒活性中心の近接二次元配列が可能である。このような近接した活性中心間には協奏的な触媒機能が発現することが期待される。 本年度は、前年度まで検討を行ってきたジイソシアニド単分子層に加えて新たな種々の有機分子を設計・合成した。 これらの成果の一部を学会、学術論文等で発表した。
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(19 results)