Precise modeling of void in large-scale structure and application to the cosmological constraint
Publicly Offered Research
Project Area | Why does the Universe accelerate? - Exhaustive study and challenge for the future - |
Project/Area Number |
16H01096
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
西澤 淳 名古屋大学, 高等研究院, 特任講師 (70402435)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2016: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 宇宙大規模構造 / ボイド / ダークエネルギー / 宇宙物理 / 観測的宇宙論 / 天文学 / 天文 / 計算物理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題においては、数値シミュレーションを用いて、大規模構造のボイドが平均的に球対称となることを用いて、宇宙論モデル検証を行うことを目的としていた。前年にはデータ量の比較的小さいテスト計算のシミュレーションを用いて、解析パイプラインの構築を行ったが、本年度は大規模な数値計算を行い、解析パイプランを適用した。その結果、ボイドを用いた宇宙論検証は無バイアスに測定できることが判明した。これは前年度にテスト計算を用いて得た結果と無矛盾であるが、更に測定精度が高くなることがわかった。 また、シミュレーションデータの解析から、個々のボイド形状の進化過程についても調査を行った。我々は、数値シミュレーションを各時刻で逐次出力し、それぞれの中からボイドを同定し、各時刻でのボイドの中で空間的に近いものを同一ボイドとして紐付けを行い、ボイドツリーを作成することで、個々のボイドの時間発展を追跡した。ボイドツリー作成のアルゴリズムは先行研究でも提案されているが、我々は今回独自にツリー作成のアルゴリズムを開発した。その結果、ボイドの形成は球対称孤立系で成長する系列も存在するが、大半はそれ以外の要因によって成長することが判明した。本研究成果は現在論文準備中である。 また、前年度より行なっていた、ボイド形成進化にダークエネルギー摂動が与える影響の解析では、ダークエネルギー摂動がボイドの数分布に多大な影響を与えることがわかっていたが、その原因を追求し、その結果を論文雑誌に投稿した。本論文は既に掲載が確定している。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)