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温度が炎症細胞の代謝、機能に与える影響の解析

Publicly Offered Research

Project AreaIntegrative understanding of biological phenomena with temperature as a key theme
Project/Area Number 16H01381
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

武田 憲彦  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40422307)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2018-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥9,100,000 (Direct Cost: ¥7,000,000、Indirect Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2017: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2016: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Keywords炎症 / 温度 / 温度生物学 / 内科 / 免疫
Outline of Annual Research Achievements

急性炎症の四徴として、古くから発赤、疼痛、腫脹および熱感が知られている。それぞれの兆候は炎症プロセスの発症、進展および終息過程において重要な役割を果たしていると考えられる一方、その詳細な機構はこれまで明らかにされて来なかった。我々はこれまでマクロファージにおける細胞内グルコース代謝がその遊走能、および炎症プロセスにおいて必須の役割を果たしている事を確認してきた。また独自に温度変化が細胞内代謝に与える影響を解析する系を樹立し、低温刺激が細胞内グルコース酸化を抑制するとの予備的知見を確認している。このような背景から温度応答が炎症により引き起こされた単なる結果ではなく、細胞内代謝シフトを介して炎症プロセスの活性化を積極的に促進しているとの仮説を構築し、本研究計画を立案した。
本研究では外部温度環境変化が炎症細胞、特にマクロファージ活性化に及ぼす影響を検証した。近年の研究からマクロファージには様々な亜集団が存在することが明らかになっているが、我々はその一つのマクロファージ亜集団においてその活性化が外部温度環境により大きく影響を受けることを確認した。細胞および個体における外部環境温度は、細胞レベルのみならず個体レベルでも炎症プロセス活性制御に大きな影響を与えることを見出した。これらの知見は温度シグナルが細胞機能に与える新たな知見と考えられ、その分子実態同定により従来明らかにされて来なかった環境応答機構を解明できると考えられた。

Research Progress Status

29年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

29年度が最終年度であるため、記入しない。

Report

(2 results)
  • 2017 Annual Research Report
  • 2016 Annual Research Report

URL: 

Published: 2016-04-26   Modified: 2021-01-27  

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