ワンショットBRDF計測と質感解析
Publicly Offered Research
Project Area | Understanding human recognition of material properties for innovation in SHITSUKAN science and technology |
Project/Area Number |
16H01675
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Osaka University (2017) Kyushu University (2016) |
Principal Investigator |
長原 一 大阪大学, データビリティフロンティア機構, 教授 (80362648)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥8,710,000 (Direct Cost: ¥6,700,000、Indirect Cost: ¥2,010,000)
Fiscal Year 2017: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2016: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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Keywords | コンピュテーショナルフォトグラフィ / 形状復元 / BRDF / 質感 / 質感認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,ライトフィールド(LF)カメラを用いたワンショットBRDF計測とその質感解析を目的とする.提案手法で計測される双方向反射率分布関数(BRDF)と質感の関連を調べることで,質感の定量化や判別を可能にする手法を提案する.従来,BRDFは特殊装置を用いて計測されるため,実験室環境に対象物体を持ち込まなければならなかった.提案手法は,工学的な新規性や独創性にのみならず,通常はラボ環境で計測時間のかかっていたBRDF計測の問題を解決し,簡便な方法によるBRDF計測を提供できることから,他の応用野への貢献や波及効果も期待できる. 研究成果として,ライトフィールドカメラと全方位カメラから得られたワンショットのライトフィールド画像と全方位画像のみから,物体の形状と反射率を同時推定する手法を確立した.この手法は,従来ステレオ手法で不可能であった表面にテクスチャや対応点のない物体の3次元形状計測ができる点,または自然照明下で計測された画像のみから反射率を計測できる点があたらしい.実際に,屋内や野外など複数の自然環境化で撮影した複数のオブジェクトを計測して形状復元と反射率測定を実験により確認した.また,この成果をBritish Machine Vision Conferenceに投稿し,口頭発表論文として採録された.さらには,本会議から本分野の最高峰の論文誌であるJournal of Computer Visionの特集号への投稿を推薦され,高い評価を受けた.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)